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『古文書はじめの一歩』(2008)

油井宏子『古文書はじめの一歩』柏書房、2008年前に読んだ時は、わからなかったが、くずし字は読めた字を字典で引くことが重要で、自分が読めた字を書いて「マイ字典」を作ることが勧められていた。偶々そのくずし字を読めたとしても、バラエティに富んで...
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『英文解体新書2』(2021)

北村一真『英文解体新書2 シャーロック・ホームズから始める英文解釈』研究社、2021年帯を見ると「英文解釈探偵の帰還」とある。「空き家の冒険」を踏まえている。これは英語で読んだ気がするので、ペーパーバックでも買って読んだのだろうか。記憶がは...
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『ささやかな日本発掘』(2006)

青柳瑞穂『ささやかな日本発掘』講談社文芸文庫、1990年、2006年kindle版書誌情報新潮社より1960年に刊行されたものを底本に、ふりがなを加えた講談社文芸文庫版を電子書籍化したという。古美術の初心者として何から読んだらよいかと先達の...
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『ぼくの鎌倉散歩』(2020)

田村隆一『ぼくの鎌倉散歩』港の人、2020年連休は何処へも行かないで、本を読んで過ごした。雑誌を読んでいて、この間行った鎌倉ことを思い出した。雑誌に取り上げられていたこの本をぽちったら、翌朝にはポストに入っていた。コーヒーでも飲みたくなった...
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『アースダイバー神社編』(2021)

中沢新一『アースダイバー神社編』講談社、2021年アースダイバーシリーズの3冊目。あとがきによると「ムサシ野オデッセイ」〔全六回〕は『増補改訂アースダイバー』に収録したとある。オイオイ。本書では縄文系の神社と海民系の神社に分かれている。縄文...
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『古美術の目』(2001)

安東次男『古美術の目』ちくま学芸文庫、2001年書誌情報1983年筑摩書房から刊行されたものは大型の本だった。文庫版の解説は粟津則雄氏で正解だ。全てを引用したくなる。「われわれがふだん接するような古美術鑑賞の文章とはおよそそのおもむきを異に...
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『20世紀論争史 現代思想の源泉』(2021)

高橋昌一郎『20世紀論争史 現代思想の源泉』光文社新書、2021年本書の対象は教養課程に在籍する大学一・二年生であるという。大学の講義に使えるように作られているようだ。「仮に本書を「現代思想概論」や「現代思想史」や「科学史入門」といった講義...
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『東日本の動乱と戦国大名の発展』(2021)

丸島和洋『東日本の動乱と戦国大名の発展』吉川弘文館、2021年書誌情報一般書である。あとがきによれば、著者が出す一般書の単著は9冊となったという。列島の戦国史全9巻の内5巻目を担当した。丸島和洋氏がTwitterを去ってからだいぶ経つ。私も...
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『言葉にして伝える技術』(2010)

田崎真也『言葉にして伝える技術』祥伝社新書、2010年、2019年第5刷本書を読むと、普段、我々が何気なく遣う食事に関する言葉も思い遣りに欠けていたことが分かる。ソムリエでなくとも言葉にして伝える仕事はいくらでもある。お茶屋さんであれ、言葉...
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『羊皮紙のすべて』(2021)

八木健治『羊皮紙のすべて』青土社、2021年羊皮紙に関し、基礎編と実践編に分けて書いてある。500頁を超える本である。第2章まで読んで、羊皮紙が羊、仔牛、山羊の皮を加工して作られることまで、理解した。第3章では、羊皮紙の作り方の話になる。ど...