断片記憶

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独り言

頂いたチョコレートを齧りながらスマホしている。チョコレートに含まれるカカオはストレス低減に良いとされる。2月の寒さで本箱の中身の確認(片付けとか整理の時代は良かった。)がはかどらない。そもそも箱を開けるスペースがないのに引き取った自分が悪い...
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石牟礼道子氏逝く

石牟礼道子氏が亡くなられた(2018年2月10日)。『苦海浄土』を池澤夏樹氏の個人編集世界文学全集で読んだ時、海の底から湧き上がってくるような言葉に驚いた。渡辺京二氏はさぞかし肩を落としているだろうと思う。私が石牟礼道子氏の書いたものを読む...
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本の箱の修理

Le Petit Parisienの石川さんが何を思い立ったか、壊れた本の外箱を修理してくれた。京都の北白川にある古書店で買って、すぐに落として箱を壊してしまった。アメックスならプロテクションがあるが、現金買いでは仕方ない。泣く泣く石川さん...
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段ボール箱に囲まれて

1日1箱点検するという計画はすぐに挫折した。玄関の段ボール箱は出入りに邪魔なので、2箱リビングに入れた。リビングの5段に積まれた段ボール箱には圧迫感がある。それを理由に寝室でこれを書いている。ハイデッガーの『時間』を処分したばかりなのにまた...
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山縣老公の死

法学博士吉野作造の「山縣老公の死」が『婦人公論』大正十一年三月號の巻頭エッセイであった。これをもって『婦人公論』という雑誌の性格を論じるつもりはないが、大正五年(1916年)創刊の女性誌の巻頭を飾るにはそれなりの理由があったと考えるのが普通...
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外部倉庫整理3

昨日は5箱の予定が、手違いで来なかったので、今日は外部倉庫から段ボール箱をまとめて15箱を引き取った。お陰で玄関が埋まってしまった。そのために時間差受取にしたのにクロネコがしくじったと電話してきた。これにて外部倉庫からの引取りは終了した。夏...
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文人気質(その4)

磯田道史『無私の日本人』文藝春秋、2012年 ジョン・ウオーカー&大山和哉『大田垣蓮月:幽居の和歌と作品』蓮月財団プロジェクト、2014年 林浩平氏が大田垣蓮月を取り上げた時に、杉本秀太郎の『大田垣蓮月』(1982年)を読みたいと思ったが、...
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書き写すことで見えてくるもの

普段筆記するのは会議や講演のメモを取るときくらいしかない。パソコンが使える時はキーボードを使うので、ペンを使う機会が減った。歳のせいか字をどんどん忘れていく気がするし、文章がリズミカルでなくなってきた。そこで文章を筆写することで見えてくるも...
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いくつもの時間を生きること

京都市立芸大理事長・学長の鷲田清一氏が「人はいろんな時間を多層的に生きるポリクロニックな存在である。」と書いていた(「いくつもの時間」日本経済新聞文化欄2018年1月7日)。 仕事と学業の両立の意味 鷲田清一(わした きよかず)氏の話には関...
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やっぱGTDだわ

デビッド・アレン、田口元監訳『ストレスフリーの整理術実践編』二見書房、2010年、2011年再版 外部倉庫から引き取った段ボール箱から処分しても良い本、残しておく本と処分を保留にした本を分ける作業を始めたが、すぐに紙とボールペンを持ってきて...