谷沢永一『いつ何を読むか』KKロングセラーズ、2006年
偶に読みたくなるので、枕元近辺に侍ってもらっている。谷沢先生からは本の読み方を教わった。
或る書物と自分との出会いは、私の身の上にだけ起こる事件である。と谷沢先生がどこかで書いたことがあると思ったら、この本だった。
年齢別に整えた各章であるが、選出の理由は天邪鬼なので、編集者に言われても書かないと書いてある。
十五歳 7
二十歳 7
三十歳 10
四十歳 7
五十歳 7
六十歳 7
七十歳 7
六十歳に7つ挙げられているうち、江藤淳『閉ざされた言語空間』文春文庫、1994年は読みかけてそのままになっている。
七十歳に7つ挙げられているうち、以下の2つは手許にある。ブローデルは処分することに同意した。
安東次男『定本風狂始末芭蕉連句評釈』ちくま学芸文庫、2005年
小松英雄『みそひと文字の抒情詩』笠間書院、2004年
本の読み方は教わったが、本についてのまとめ方は、まだ、未熟なままだ。やっぱり、漫然と本を読むのが、私の性に合っている。
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