断片記憶

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古都を旅する

古都を旅するを読んで、弘仁寺を思い出せないでいる。山辺の道のコースにあって6月13日の黄金ちまき会式に興味があったことは思い出せたが、本尊の虚空蔵菩薩立像や十三参りのことは忘れていたし、算額の奉納に気がつかなかったのは残念であった。串田孫一...
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老後は栄養学

和田秀樹氏が週刊新潮2022年3月31日号に寄稿した記事に目が止まった。「前頭葉が老化すると、新しいモノやコトへの対応力が低下していきます。40代を超えると、外食の際に行きつけの店にしか行かなくなったり、同じ著者の本しか読まなくなったり、料...
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書類の整理

本の片付けをして玄関がすっきりして喜んでいたが、必要な書類が見つからなくて閉口した。花粉の季節でもあるし、埃のたつことはしたくなかったが、必要な書類がいつでも取り出せる状態にすることが先決だと思い知らされた。(反省点)超整理法で角形2号封筒...
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本物の歴史を読む

歴史は現在及び未来を考えるために必要不可欠なものである。だから、漫然と読んでも仕方がない。対象は限りなくあるが、持ち時間は限られている。自分のしたいことに絞らなければ、たどり着けないのであるから、古文書を読むための、知識と経験を積み重ねる方...
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「複写時代の仕事 鼎談」(1972)

寺山修司(司会)、横尾忠則、高松次郎「複写時代の仕事 鼎談」『季刊フィルムNO.12』フィルムアート社、1972年7月Le Petit Parisienで誰かから借りた雑誌をオーナーさんが見せてくれた。特集がメディアの共有と複写の思想で、鼎...
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本を片付けながら

気がつけば、本を読んでいる。それだけではない。開いた本に紹介されていて気になる本があれば、もう注文している。週刊新潮は、JR東海のコマーシャルを読むだけのために買っている。dマガジンでは載せていないので紙のものを買うしかない。これが溜まって...
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戦後における「江湖中国観」の欠如

昭和思想史研究会で子安宣邦先生から、『日本人は中国をどう語ってきたか』(青土社、2012)の中国語版の批評を日本語訳したものを読ませてもらった。郭穎(廈門大学外文学院 准教授)「戦後における「江湖中国観」の欠如ーー目下日本に冷遇された方法論...
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何を読むか

「何を読むか」は「どう生きるか」ということの決して小さなポーションではないだろう。読書以外にこれといって楽しみのない私という存在を考えるときにいつも付き纏う問題だ。登山をしていた時期は山の本しか読まなかった。山に行けなくなってからは歴史小説...
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雑煮を作ってみる

雑煮を作ってみた。金時人参はあるが丸餅と白味噌がないので、東京風の切り餅に小松菜、椎茸で醤油ベースのものになった。ちょっとつゆが濃いめだった。明日は、柚子の皮を添えて香りを出したい。
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正月の楽しみ

ごまめと煮しめに豆があれば正月を十分楽しめる。
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謹賀新年

明けましておめでとうございます。四季歌意図巻 鈴木其一(東洋アルミニウム株式会社製)左から春は在原業平「世の中に絶えて桜のなかりせは 春の心はのとけからまし」、夏は柿本人麻呂「ほのぼのと明石の浦の朝霧に 嶋かくれゆく舟をしそおもふ」、秋は西...
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ゆく年、2021年を思う

また、ゆく年を思う暮れになった。今年は、新年早々に後輩を見送った。自分も晩秋になって体調を崩して迷惑をかけてしまった。健康のありがたみを感じると伴に制約ができて楽しみが減ってしまった。新型コロナはまだまだどうなるか先が見えない。身体が弱って...
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供え餅

来年は寅年である。よって、鏡餅を飾ることにしよう。
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『老いて賢くなる脳』(2006)

エルコノン・ゴールドバーグ、藤井瑠美訳『老いて賢くなる脳』日本放送出版協会、2006年怪しいタイトルである。原題はThe Wisdom Paradoxである。認知神経科学者の一般向けの本であり、Wisdomがテーマである。知恵と訳しているの...
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古都からの便り

古都から喪中の葉書が届いた。馴染みの割烹の親爺さんからだった。連れ合いに先立たれことを告げていた。電話口のあの甲高い声はもう聴けなくなった。去年の霜月に挨拶したのが最後だった。合掌。