Goinkyodo

断片記憶

東京オリンピック開幕

ブルーインパルスが5色の帯を引いて上空を飛び去っていった。開会式である。1998年長野オリンピックの時は仮設スタジアムにいた。浜松基地から飛び立ったブルーインパルスがいきなり飛んできて5色のスモークがしばらく上空に漂っていた。五輪には見えな...
断片記憶

蝉の鳴く夏

梅雨が明けて、蝉が出てくるようになった。暑苦しく聴こえるところまではいっていない。本も読みっぱなしでは何も残らないが、夏の暑さでどうでも良くなる。音楽にも集中出来ないし、移り気な読書より、らじる★らじるを聴いている時間が長くなった。もっとも...
ひととき

城下町・金沢の麗しき発酵文化

ひととき2021年8月号の特集で小倉ヒラク氏が訪ねた金沢の町は懐かしさを感じた。ひがし茶屋街より車で5分の大桶町のやちや酒造は風情がある。ひがし茶屋街の福光屋ひがしで加賀鳶や福正宗を試飲するのは最高だね。金沢ブルワリーでスタウト飲んで、翌日...
ひととき

142「この町の戦争」千宗室

2021年8月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「この町の戦争」というタイトルだった。家元が散歩で堀川通から西へ行くので余計な想像をしてしまった。西陣空襲については「不発弾が一発落ちた」という程度で正しく伝わっていない...
読書時間

『改訂祇園祭と戦国京都』(2021)

河内将芳『改訂祇園祭と戦国京都』法蔵館文庫、2021年河内将芳氏が角川叢書で載せられなかった図表を文庫版に入れていた。一般書の決定版になる。現代の祇園祭も紹介しており、祇園祭のイメージの形成図表は関連するところが収録されていた。表1 明応九...
断片記憶

はてなブログ

はてなブログを素で使ってきたのは、記録することが主目的であったから、機能を調べていなかった。iPadで使う限り、不便さは感じていなかった。それが、iPhoneだけで作業するとなれば、不便なことが出てきた。まず、一覧は過去の記事を登録すると更...
視聴時間

THE SILK ROAD

화병기THE SILK ROADByungki Hwang Kayagûm Masterpieces Vol. 2비단길京都の李朝喫茶李青で買ったCDを聴くシリーズも8枚目になった。カヤグムに杖鼓(チャンゴ)や大笒(テグム)が加わった演奏を...
読書時間

『大乗仏教の誕生』(2021)

梶山雄一『大乗仏教の誕生』講談社学術文庫、2021年書誌情報参考文献をつけただけの一般書。『「さとり」と「回向」ーー大乗仏教の成立』講談社現代新書、1983年。「仏教の終末論」を加えた増補・改訂版を人文書院から1997年に刊行。文庫化に当た...
古都を旅する

古梅園

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」デザイナー・アーティストの篠原ともえ氏の4回目は「古梅園」でした。「墨」の老舗に合わせたような、モノクロの衣装が素敵です。白黒だと時代感が出るものですが、篠原ともえ氏のセンスは現在のファッションで...
読書時間

『新訂英文解釈考』(1980)

佐々木高政『新訂英文解釈考』金子書房、1980年、2020年第24刷どうも昭和時代には英語で考えることが求められていたようだ(注)。佐々木高政の『新訂英文解釈考』のはしがきを読むと、そう書いてある。「英語を読み書き,話し聴く際にできるだけ日...
読書時間

『考える英文法』(2019)再読終了

吉川美夫『考える英文法』ちくま学芸文庫、2019年 通勤時間だけで読んだせいか思った以上に時間がかかってしまった。通勤時間は暗記か読みものにして、問題を解くのは家でやろう。 どれも一長一短があるのは仕方がない。自分で試してみて良し悪しの判断...
視聴時間

花士 珠寳

カルチャーラジオ 日曜カルチャー 「人間を考える〜感性を磨く」で花士 珠寳の回(2021年6月6日)を聞き逃しで聴いた。人の成長物語であった。神戸の芦屋育ちの女性が20代の終わりに阪神淡路大地震を経験した。家が全壊し、心の空白を覚えて打ち込...
視聴時間

信仰からみる京都 西国三十三所巡り(施福寺(第四番)/三室戸寺(第十番)

【オンライン講座】信仰からみる京都 西国三十三所巡り(施福寺(第四番)/三室戸寺(第十番)2021年7月10日(土)11:00〜12:40 カルチャーラジオ 日曜カルチャー 「人間を考える〜感性を磨く」で太田宗達氏の回を聴いて面白かったので...
古都を旅する

聖林寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」デザイナー・アーティストの篠原ともえ氏の3回目は「聖林寺」でした。何故か、観音様の不在な聖林寺に来ています。三輪山の眺めが良いところです。プラス1は若宮社でした。大神神社の境外摂社です。明治以前は...
読書時間

『わが人生の断片(下)』(1985)

清水幾太郎『わが人生の断片(下)』文春文庫、1985年渡部昇一の『発想法』(1981年)を読んでいて、清水幾太郎に触れた箇所で引用していた『わが人生の断片』(上・下 文藝春秋社、1975年)を引用しようとして孫引きになるので控えることにした...