【オンライン講座】信仰からみる京都 西国三十三所巡り(施福寺(第四番)/三室戸寺(第十番)
2021年7月10日(土)11:00〜12:40
カルチャーラジオ 日曜カルチャー 「人間を考える〜感性を磨く」で太田宗達氏の回を聴いて面白かったので、オンライン講座も紹介していたので、覗いてみることにした。太田宗達氏は生粋の京都人である。
前半は京都観光文化を考える会の松枝しげ美氏の講演であった。
第十番明星山三室戸寺(みむろとじ)を「みむろとでら」と読んでいた。三室戸寺は本山修験宗の別格本山である。本山修験宗総本山は聖護院門跡である。
御詠歌 夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波
三室戸寺は紫陽花の季節に何度か訪れたことがある。本尊は二臂であるが「千手観音」と言われている。2009年の札所本尊の血縁開張で拝観したときは一尺二寸とは知らなかった。
第四番槇尾山施福寺(せふくじ)
御詠歌 深山路や 檜原松原 わけゆけば 巻の尾寺に 駒ぞいさめる
太田宗達氏が写真を撮りまくったものを説明する。施福寺はズルできないところで登山になる。私も昔行った時は、二日酔いに図録が重くて閉口した。上に売店がないので、下で水を買っておく必要があると言う。もうそのあたりの記憶はない。本堂のご本尊は弥勒菩薩であるが、脇侍の千手観音が西国三十三所の本尊である。本堂後堂に馬頭観音が安置されていてたことを太田宗達氏の説明で思い出した。御詠歌の駒と馬頭観音に何か関係があるのか気になる。
次回は2021年8月7日(土)葛井寺(第五番)/上醍醐寺(第十一番)
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