東都手帖

東都手帖2021年1月【編集中】

2021年1月東都散歩のための私的な愉しみと記憶博物館に初詣も整理券を求めて並ぶとは、どうなることやら。博物館に初もうで 東京国立博物館 2021年1月2日(土)〜1月31日(日)2日、3日は当日券を9:30に配る。石岡瑛子展 東京都現代美...
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『空海コレクション2』(2004)

宮坂宥勝監修『空海コレクション2』ちくま学芸文庫、2004年、2019年第9刷書誌情報即身成仏義 頼富本宏訳注声字実相義 北尾隆心訳注吽字義 北尾隆心訳注般若心経秘鍵 頼富本宏訳注以上は『弘法大師全集』を底本に用いた。請来目録 真保龍敞訳注...
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「空海と自然」を聴く

高野山真言宗高福院の川島俊之副住職の主催する講座で10月に引き続き中島岳志氏の話を聴く機会がありました。「空海と自然」というタイトルで、今回は空海の生い立ちから生涯を追っていくスタイルでした。空海の思想に空海の言葉で触れるのはやはり難しいの...
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『京都・一五四七年』(2003)

今谷明『京都・一五四七年 上杉本洛中洛外図の謎を解く』平凡社ライブラリー、2003年洛中洛外図は今谷明氏の『京都・一五四七年』(平凡社ライブラリー)、瀬田勝哉氏の『洛中洛外の群像』(平凡社ライブラリー)、黒田日出男氏の『謎とき洛中洛外図』(...
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『戦国時代の貴族』(2002)

今谷明『戦国時代の貴族 『言継卿記』が描く京都』講談社学術文庫、2002年前に読んだ時は、言継のあと息子の言経の代で没落したことが残念な気がした。信長の時代に『言継卿記』という一次史料があることで、戦国大名のことが語れる。河内将芳氏の描く戦...
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『増補 絵画史料で歴史を読む』(2007)その2

黒田日出男『増補 絵画史料で歴史を読む』ちくま学芸文庫、2007年神護寺の三像については、いつだったか、5月の連休に虫干されたのを見に伺ったことがある。絹本著色伝源頼朝像、絹本著色伝平重盛像、絹本著色伝藤原光能像は1951年に国宝に指定され...
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『増補 絵画史料で歴史を読む』(2007)

黒田日出男『増補 絵画史料で歴史を読む』ちくま学芸文庫、2007年第9章坐法の文化ーー初期洛中洛外図屏風では医学博士入澤達吉氏の「日本人の坐り方に就いて」(『史学雑誌』三一編八号(1920年))が要約され、日本流の坐り方が10種類あげられて...
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『宗教以前』(2010)その3

高取正男、橋本峰雄『宗教以前』ちくま学芸文庫、2010年本書の本になったテキストは50年以上前に書かれたものであり、そこで取り上げられた習俗は明治の話だったりして、さらに100年以上前のものであったりする。その習俗が現代社会の中でどうなるべ...
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『宗教以前』(2010)その2

高取正男、橋本峰雄『宗教以前』ちくま学芸文庫、2010年タイトルの「宗教以前」の意味が序章に書いてある。「本書は、以上略説したような意味における日本の民俗ーー常民の生活文化を通して、日本人の伝統的な宗教意識のありかたの諸相をさぐり、あわせて...
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『宗教以前』(2010)

高取正男、橋本峰雄『宗教以前』ちくま学芸文庫、2010年書誌情報NHKの「宗教の時間」で「民俗から見た日本人の宗教意識」(1967年5月から1968年3月放送)のテキストを文庫化した。この歳になって、宗教と思想が自分の中で区分できていないこ...
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『山の思ひ出』(1939)

木暮理太郎『山の思ひ出』龍星閣、1939年、1941年再版深田久弥が木暮理太郎のことを書いていたのを読んで懐かしくなって木暮理太郎の本を探した。この上下巻のクロス張りの本は残念ながら、中が破けていて美本ではない。上巻に「皇海山紀行」があった...
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『日本百名山』(1978)

深田久弥『日本百名山』新潮文庫、1978年、1993年第27刷太田和彦氏の『居酒屋百名山』(新潮文庫、2013年)を読んだからには、元祖を読もうと思う。『日本百名山』の単行本が1964年に出版されてから版を重ねていたことは解説で串田孫一が書...
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2020年11月購入図書

霜月は床から寒さが上がってくる。ソファに座って本を読み返すことが多くなった。記憶が曖昧になって概念を操れないことが度々生じた。時の長さが記憶を彼方に追いやってしまう。道具は使うことで手入しないと錆びついてしまう。紙に書くことでしか、インスピ...
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2020年11月購入古書

2020年11月購入古書霜月は猟期の始まりでもある。父も猟犬もいない今、記憶の中で散弾銃の音が聞こえる。山に登るのは無理としても、山が見える所まで行きたいものだ。(購入後記)【評論】というカテゴリーは使ったことがない。文藝評論であれば【文学...
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2020年11月書籍往来

2020年11月書籍往来霜月である。樹々が葉を落として冬に備えるように、本を整理して調べ物ができるようにしたい。【知】前島康彦『向島百花園』(財)東京都公園協会、1981年、2003年第3版東京都公園緑地部監修・東京公園文庫17を買ったのは...
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『乱視読者の英米短篇講義』(2003)

若島正『乱視読者の英米短篇講義』研究社、2003年書誌情報『英語青年』に2001年4月号から2002年3月号までに連載した「アメリカの短篇小説を読む」、2002年4月号から2003年3月号までに連載した「イギリスの短篇小説を読む」に書き下ろ...
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『ヘミングウェイで学ぶ英文法』(2019)

倉林秀男、河田英介『ヘミングウェイで学ぶ英文法』アスク出版、2019年第5刷ラジオで都甲幸治氏が『白い象のような山並み』を論じていたのを聴いた時、手元にヘミングウェイがなくて、細部が書けませんでした。そう言えば倉林秀男氏の本でヘミングウェイ...
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「文庫で味わうアメリカ短編小説」を聴く

カルチャーラジオ 文学の世界 文庫で味わうアメリカ短編小説を聴いてみました。都甲幸治(とこうこうじ)氏がアーネスト・ヘミングウェイの『白い象のような山並み』を取り上げた回では、スペイン語を英語に翻訳したような設定という話が面白かった。とにか...
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『近代読者論』(1969)

外山滋比古『近代読者論』みすず書房、1969年、1972年第3刷外山滋比古は「読者の誕生」で「読者」の発見を云う。「ものを読む人、かならずしも、読者ではない。親しい人から来た手紙を読んでいても、手紙の読者であるとは言わない。本を読むときと、...
ひととき

134「宿屋」千宗室

ひととき 2020年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「宿屋」というタイトルでした。家元は京都に住んでいるので地元の「宿屋」に泊まってことはないといいます。その家元が泊まってみようと思った宿屋はS屋でした。残念な...