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『アースダイバー神社編』(2021)その2

中沢新一氏の『アースダイバー神社編』(講談社、2021年)を読んでいくと、日本列島に現れた南方起源の移住者が鹿児島に上陸したと書いてあって、知識の前提が揺らいだので、先を読めなくなった。そこで、手近の考古学の本を読み直すことにした。 「いま...
古都を旅する

十三峠

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」司馬遼太郎記念館館長の上村洋行氏の3回目は「十三峠」だった。司馬遼太郎の街道をゆく感じがする。大阪の夜景が美しいと上村洋行氏はいう。 生駒山(642m)には登ったことがないが、大阪から東に壁のよう...
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『和文英訳十二講』(1954)

篠田錦策、佐々木髙政『和文英訳十二講』洛陽社、1954年、1968年改訂版、2009年改訂版 佐々木髙政の本を読んでは忘れて、買ったことも忘れた。 ソフトカバーでカバンに入れても楽なので、『考える英文法』を読み終えたら、次の候補にと考えてい...
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『和文英訳の修業』(1981)

佐々木髙政『和文英訳の修業』文建書房、1952年、1981年四訂正新版、2010年第89刷 タイトルからして時代がかっている。 内容は3部構成となっている。 予備編は暗唱用基本文例集に練習問題と解答 126頁 基礎編  188頁 応用編  ...
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『新選組』(2003)

松浦玲『新選組』岩波新書、2003年 NHKの歴史探偵で「真相! 池田屋事件」(2021年5月12日)を見ていたら、中村武生氏の『池田屋事件の研究』(講談社現代新書、2011年)を読んでみたくなった。探しても出てこないので、見つけた本書を読...
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『古文書はじめの一歩』(2008)

油井宏子『古文書はじめの一歩』柏書房、2008年 前に読んだ時は、わからなかったが、くずし字は読めた字を字典で引くことが重要で、自分が読めた字を書いて「マイ字典」を作ることが勧められていた。偶々そのくずし字を読めたとしても、バラエティに富ん...
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「料理人 西健一郎の仕事』(2010)

日本放送協会『プロフェッショナル仕事の流儀 料理人 西健一郎の仕事 人間、死ぬまで勉強』NHKエンタープライズ、2010年、本編43分+特典32分 世間では独学に関心が高まっているようだ。大学を出ると普通は独学になるとの話のようだが、三日坊...
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『英文解体新書2』(2021)

北村一真『英文解体新書2 シャーロック・ホームズから始める英文解釈』研究社、2021年 帯を見ると「英文解釈探偵の帰還」とある。「空き家の冒険」を踏まえている。これは英語で読んだ気がするので、ペーパーバックでも買って読んだのだろうか。記憶が...
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『ささやかな日本発掘』(2006)

青柳瑞穂『ささやかな日本発掘』講談社文芸文庫、1990年、2006年kindle版 書誌情報 新潮社より1960年に刊行されたものを底本に、ふりがなを加えた講談社文芸文庫版を電子書籍化したという。 古美術の初心者として何から読んだらよいかと...
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추성(1997)

Kim Mu Gil Kömungo Sanjo The Style of Han Kab Dük 김무길 ·추성 한갑득류 거문고 산조 13 Tracks 63m11s 京都の李朝喫茶李青で買ったCDを聴くシリーズも7枚目になった。タイ...