読書時間

『京都の精神』(2005)

梅棹忠夫『京都の精神』角川ソフィア文庫、2005年 書誌情報 本書のタイトルは京都新聞創刊百周年記念シンポジウム「謎の古代 京・近江ーー京滋文化の源流を探る」の記録 第三回「京滋文化の創造と伝統」シンポジウム 1980年1月26日 於京都産...
書籍目録

2022年07月購入図書(その3)

文月も後半戦となった。 (購入後記) 納富信留氏の『ソクラテスの弁明』(光文社古典新訳文庫、2013年、kindle unlimited)の解説を読んでいて、「無知の知」という標語の誤りであることを述べた参照先が『哲学者の誕生ーーソクラテス...
書籍目録

2022年07月購入古書

文月の古書購入も、花火がないので止める理由がない。むしろ、本を読むペースが落ちたので 買わずに済ますことになる。昔に読んだ本も忘れているので、買ってまで読むのは何か理由がある。 (購入後記) 倫理は儲かるのか。目指せば儲からない。結果として...
古都を旅する

通圓

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」スポーツ解説者の千葉真子氏の1回目は「通圓」でした。宇治橋の東詰にあるお茶屋さんです。千葉さんはマラソン選手の時はテレビで見ていました。 プラス1は橋寺(放生院)でした。 橋寺にある宇治橋断碑を見...
読書時間

『汽車旅の酒』(2015)

吉田健一『汽車旅の酒』中公文庫、2015年、2021年7刷 書誌情報 「本書は、著者の鉄道旅行とそれにまつわる酒・食のエッセイを独自に編集し、短編小説二編「東北本線」「道端」、観世栄夫「金沢でのこと」(『吉田健一著作集』20巻月報・1980...
書籍目録

2022年07月購入図書(その2)

文月の本の記録も忘れないうちに書くことにする。 (購入後記) 著者から進呈されたもの。アンカット本は読むのに余計な力が入る。 カルチャーラジオ 歴史再発見 「12のテーマでたどる日本の鉄道150年」(1)で老川慶喜氏が吉田健一のエッセイにつ...
読書時間

『LE PETIT PARISIEN』(2022)その4

石川順一『LE PETIT PARISIEN』LE PETIT PARISIEN、2022年 LE PETIT PARISIENの上装本をめくると見返しはLe Petit Parisienが貼られていた。30部全て異なるので同じ本はないこと...
散歩時間

真夏の霊岸島を歩く

「亀島水辺まつり 亀新川酒屋めぐり ヘロヘロツアー」なるものに参加して、真夏の12時に出発する街歩きをして、酒問屋で利き酒をしたのだった。 霊岸島は時代小説に出てくることはあっても実際に歩いたことがなかった。ガイドの石井さんがツアーの案内を...
四都手帖

四都手帖2022年8月【編集中】

2022年8月の私的な愉しみと記憶 8月は葉月。今年の五山送り火はコロナの影響を受けるのだろうか。 【古都】 生誕100年清水九兵衞/六兵衞 京都国立近代美術館 2022年7月30日(土)〜9月25日(日) 特別展 河内長野の霊地 観心寺と...
東都手帖

東都手帖2022年8月【編集中】

2022年8月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 8月は葉月である。夏の思い出が遠のいていく感じがする。 歌枕 あなたの知らない心の風景 サントリー美術館 2022年6月28日(水)〜8月28日(日) 茶の湯の陶磁器 三井記念美術館 202...