散歩時間

つつじ咲く 永遠の空 根津の杜

つつじ咲く 永遠の空(くう)根津の杜また、つつじの季節がやってきた。根津神社の見上げる空(そら)は空(くう)そのものだ。
書籍目録

2023年04月購入図書(その4)

卯月も桜が終わると緑の時期になる。銀杏の新緑に驚かされる。ついこの間まで葉がなかった枝に緑が芽吹いている。根津神社の躑躅も早いに違いない。文京つつじまつりは4月1日から30日だ。(購入後記)NHK宗教の時間の今年のテキストは鈴木大拙だった。...
断片記憶

夜な夜な『権記』

藤原行成、倉本一宏編『権記』角川ソフィア文庫、2021年現代語訳、読み下し、原文、解説の順に配置しているので、頭に入りやすい。といっても、読み下しを見て、原文(返点付の漢文)を読めるかというと、古文の知識がないと読めない。注が無いので読みっ...
古都を旅する

金峰山寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」能楽師の大倉源次郎氏の2回目は「金峰山寺」でした。能楽小鼓方大倉流十六世宗家は蔵王堂で本尊の三体の金剛蔵王大権現立像の前に座していかにも決まってます。プラス1は比曾寺跡(世尊寺)です。聖徳太子創建...
書籍目録

2023年04月購入図書(その3)

久々に辞書を買う。紙の辞書が引きやすいが、コラムを読むためなので電子辞書にした。(購入後記)iPadのスプリットビューを使うことでkindle版のへなちょこ辞書を使わずに辞書検索ができるというので、電子辞書を購入した。紙の辞書はコンパスロー...
四都手帖

四都手帖2023年5月

2023年5月の私的な愉しみと記憶5月は皐月である。久しぶりに古都にある祇園甲部歌舞練場で都をどりを観てきて観光客が帰ってきたら感じがする。【古都】鴨川をどり 先斗町歌舞練場 2023年5月1日(月)(月)〜5月24日(水)【旧都】特別展 ...
東都手帖

東都手帖2023年5月

2023年5月東都散歩のための私的な愉しみと記憶5月皐月は恒例の写真展から始まる。ルーブル美術館展 愛を描く 国立新美術館 2023年3月1日(水)〜6月12日(日)特別展 東福寺 東京国立博物館 2023年3月7日(火)〜5月7日(日)吹...
断片記憶

RIP Mutsugoro

畑正憲氏が2023年4月5日に亡くなられた。湖に潜る話を読んだのが最初だった気がする。その後は動物王国が好きだった。ご冥福をお祈りします。
散歩時間

『応天の門』を観る

久しぶりに月組東京公演を観ました。千海華蘭(ちなみからん)さんの退団公演なのでした。残念ですよね。平安朝クライム『応天の門』-若き日の菅原道真の事-原作 灰原薬『大天の門』(新潮社パンチコミックス)脚本・演出 田渕大輔ラテングループ『Dee...
書籍目録

2023年04月購入図書(その2)

通勤電車のお供にしばらく持って行こうと思う。(購入後記)ネオ高等遊民氏が取り上げていたので、買ってみた。学参のコーナーにあった。小池陽慈氏が現代文講師であるからか。自分のための用語集を作りかけていたことを思い出す。【知】小池陽慈『現代評論キ...
古都を旅する

談山神社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」能楽師の大倉源次郎氏の1回目は「談山神社」でした。能楽小鼓方大倉流十六世宗家が談山神社の本殿の前に座して小鼓を打ち込んでいる写真が素敵です。平成23年(2011)の『大和多武峰 奉納翁』のDVDを...
読書時間

『思考の技術論』(2023)

鹿島茂『思考の技術論 自分の頭で「正しく考える」』平凡社、2023年本文約550ページの大著である。「「正しく考える」ための方法、それも「自分の頭だけを使って正しく考えるための方法」というものは果たして存在しているのでしょうか?」(p.15...
書籍目録

2023年04月購入図書

卯月は晴れから始まった。(購入後記)旅先なのに本文約550ページの本を買ってしまった。鹿島茂氏が26章を削れないと主張したという。あとがきが、ちょうど、エドワード・ドルニック『ヒエログリフを解け』(杉田七重訳、東京創元社)を使った本書の「正...
四都手帖

都をどり2023

甲斐荘楠音とは何者か三条通の髙木屋で時間調整をして、京都国立近代美術館で待ち合わせした相方と「甲斐荘楠音の全貌」展を観る。KAINOSHO Tadaotoは日本画家であるが、東映の時代劇に出演したり、時代考証で関わったりと幅広く活躍した。個...
四都手帖

行きつけの旅

新幹線の名古屋駅を出ていくつか川を越えると車窓の景色に鈴鹿の山並みが浮かんできた。普段ならもっとくっきりした輪郭を持っているはずだが、春の黄砂の舞う時期はそうなのかもしれないと思った。夢うつつ 霞む山並み 春畠多くの観光客でごった返す京都駅...