『応天の門』を観る

散歩時間
久しぶりに月組東京公演を観ました。
千海華蘭(ちなみからん)さんの退団公演なのでした。残念ですよね。
平安朝クライム『応天の門』-若き日の菅原道真の事-
原作 灰原薬『大天の門』(新潮社パンチコミックス)
脚本・演出 田渕大輔
ラテングループ『Deep Sea -海神たちのカルナバルー』
作・演出 稲葉大地
応天門の変(886)は歴史で習ったことしか知らなかったのですが、舞台はだいぶ前の時代での菅原道真が学生寮で学んでいた頃に設定しています。流石に漫画家は想像力を発揮しますね。菅原道真(845-903)を持ってくるのはアリとしても在原業平(825-880)が良い役です。応天門の内は貴族の世界、戦いは始まったばかりのようです。先週、お茶をいただいた平安神宮の楼門が應天門を模したものだったのを思い出して、展開の速い物語を振り返っています。
休憩のあとはショーになります。ストーリー優先で歌の少なかった『応天の門』と違って十分に宝塚の王道のラテンを楽しめました。

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