散歩時間

令和5年各流派合同新春舞踊大会

今年も、国立劇場小劇場に最終本戦を見に来ることができた。若手舞踊家の登竜門に位置付けられている重要な大会である。 地唄 八島は好きな演目と言っていたので、楽しみにしていた。昨年は長刀八島だった。 7名の最終選考者で競われた。 身体芸術の美学...
散歩時間

Julian Fałatって知ってる?

Le Petit Parisienでジャポニズム学会のジル・マスタルスキー氏の講演があった。Julian Fałat(ユリアン・ファワト、1853-1929)というポーランドのジャポニズムの画家が、日本に来た話や、ポーランドのジャポニズム画...
視聴時間

『古典と日本人』(2022)

前田雅之『古典と日本人「古典的公共圏」の栄光と没落』光文社新書、2022年 書誌情報 各章末に注がある。索引はない。 読んでおきたい古典(現代語訳・注釈書)10選 序章 古典を学ぶことに価値や意味はあるのか 著者は「古典的知をもつことは、常...
古都を旅する

大神神社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」映画監督の大森立嗣氏の1回目は「大神神社」でした。なんと麿赤兒さんのご長男さんでしたか。大神神社は何度も伺いましたが、繞道祭は知りませんでした。年越しの儀式は経験不足です。 プラス1はてのべたかだ...
書籍目録

2023年01月購入図書(その2)

正月も松の内を過ぎれば、不断通りになるのが東京の生活である。 (購入後記) 語学の自習には問題を解く必要がないというありがたい託宣をYouTubeで見たが、『ラテン語四週間』は解答も省略が多いし、問題がまだ学習してない範囲から出るので、流石...
断片記憶

不言実行

有言実行はそもそも計画を変えないというか、ポリシーの問題だと思う。やり遂げる意志の表明のようだ。 計画は、特にやったことのないことの計画は実現可能性が低いので、当初のやり方を変えることが必要になる確率が高い。アジャイルでどしどし変えて試して...
散歩時間

隅田川七福神コース案内板巡り

隅田川七福神巡りも何というか味気ないコース案内板の存在に気がついてしまった。今回は、これを目的に歩くことにする。 長命寺の境内の奥には足を踏み入れたことはなかった。しかし、Hollyのマスターに木の実ナナさんの歌碑があるというので確認した。...
視聴時間

「上野修教授最終講義」を見る。

YouTubeのお勧めに出てきたので、上野修氏の大阪大学教授最終講義を見てみた。 学参に哲学と将棋ばかり見ていたら、偏ったお勧めになるに違いない。 上野修氏はデカルトの研究者として出発して、スピノザの研究者になったという。 『エチカ』、『神...
読書時間

『調べる技術』(2021)

小林昌樹『調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』皓星社、2022年、2023年第3刷 図書の分類に関する知識がないと、目的の本のありかも分からずに図書館の中を歩き回ることになる。あたりをつけることが知の世界を扱うのに必要になる...
読書時間

『現代思想としてのギリシア哲学』(2005)

古東哲明『現代思想としてのギリシア哲学』ちくま学芸文庫、2005年 正月を歓楽で過ごしたので(語学以外の話)、本書を索引があるにもかかわらず、索引をつくりながら、序章と第1章を読んだ。美しい言葉が哲学書にあるとは知らなかった。古東哲明氏は古...