読書時間 佐藤雄基『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』(2023)その2 佐藤雄基『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』中公新書、2023年中世のこの国のかたちは六十六国二島からなる。古代律令制の緩やかな解体が続き、公領と荘園が半々を占めるようになるという12世紀の中世荘園制のもと、鎌倉幕府は国ごとに守護を配して、公... 2023.09.13 読書時間
読書時間 佐藤雄基『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』(2023) 佐藤雄基『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』中公新書、2023年佐藤雄基氏の文章は『日本中世初期の文書と訴訟(山川歴史モノグラム)』(山川出版社、2012年)と高橋典幸・五味文彦編『中世史講義 ーー院政期から戦国時代まで』(ちくま新書、201... 2023.09.12 読書時間
読書時間 「霊性革命」(2021) 末木文美士編『死者と霊性ーー近代を問い直す』岩波新書、2021年本書は末木文美士氏(司会)、中島隆博氏、若松英輔氏、安藤礼二氏、中島岳志氏による座談会の記録である。「霊性革命」は安藤礼二氏の論考で井筒俊彦の思想の起源と帰結が述べられている。... 2023.08.26 読書時間
読書時間 『「東洋」哲学の根本問題』(2018)その4 斎藤慶典『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』講談社選書メチエ、2018年本章は以下の3節で構成される。第II章 空/無a)「空」の徹底斎藤慶典氏は井筒俊彦の「井筒における「無」と〈「無分節」の「存在エネルギー」〉の同一視ぶりを」(p... 2023.08.19 読書時間
読書時間 『「東洋」哲学の根本問題』(2018)その3 斎藤慶典『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』講談社選書メチエ、2018年本書ははじめにで示されたように、以下で構成される。序章 井筒「東洋」哲学第I章 表層/深層第II章 空/無第III章 〈いま・ここで=現に〉第I章 表層/深層a... 2023.08.18 読書時間
読書時間 『「東洋」哲学の根本問題』(2018)その2 斎藤慶典『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』講談社選書メチエ、2018年本書をどこまで読んだかすでに忘れていた。付箋が貼ってあるところまでであろう。元々、読書会の参考に引っ張り出して読もうと思ったが、花火で本のありかがわからなくなっ... 2023.08.17 読書時間
読書時間 『言語と呪術』(2018) 井筒俊彦、安藤礼二監訳、小野純一訳『言語と呪術』慶應義塾大学出版会、2018年井筒俊彦の英文著作翻訳コレクションの一つである。安藤礼二氏の解説を読むために入手してみた。第一章の予備的考察を読んで本書の方法と限界が分かればそれに越したことはな... 2023.08.16 読書時間
読書時間 『先代旧事本紀 現代語訳』(2013) 安本美典監修、志村裕子訳『先代旧事本紀 現代語訳』批評社、2013年、2014年第2刷石井公成氏のブログ「聖徳太子研究の最前線」を読んでいて『先代旧事本紀大成経』が偽書として扱われていた。それで、『先代旧事本紀』の方も偽書説があって、以前そ... 2023.08.13 読書時間
読書時間 『教養としての建築入門』(2023) 坂牛卓『教養としての建築入門』中公新書、2023年そういえば、建築論は読んできたけれど、建築入門はしていなかったので、読むことにした。著者の坂牛卓(さかうし・たく)氏は日建設計で「風の塔」を設計したという。東京湾横断道路の換気塔である。建築... 2023.08.10 読書時間
読書時間 ON FISCHER(2003) GARRY KASPAROV, ON FISCHER MY GREAT PREDECESSORS PART IV. 2003 Gloucester Publishers plc(formerly Everyman Publishers pl... 2023.08.07 読書時間