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読書ノート001

鎌田東二、南直哉『死と生 恐山至高対談』東京堂出版、2017年メモをとってなかったので、読み直すことにする。対談は2016年10月28日恐山菩提寺2017年2月23日上智大学グリーフケア研究所鎌田研究室第1章 出会い第2章 恐山 死と生の場...
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『天文法華一揆』(2009)再読

今谷明『天文法華一揆 武装する町衆』洋泉社新書MC、2009年今谷明氏が事件史叙述として、西欧の歴史家に倣って書いた一般書である。あとがきで「十六世紀の中葉、ユーラシア大陸の両端で奇妙に類似した二つの宗教弾圧事件が起った。一つは一五三六年日...
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『承久の乱』(2018)

坂井孝一『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』中公新書、2018年書誌情報本文は序章、終章で挟まれた6章からなり主要参考文献と関連略年表が付い277頁と少し厚い。地図や系図も豊富で、適度にルビが振ってあり安心して読んでいける。それでも登...
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『城から見た信長』(2015)再読

千田嘉博、下坂守、河内将芳、土平博『城から見た信長』ナカニシヤ出版、2015年河内将芳氏は「義昭のために「武家御城」を築いた信長がなぜ、みずからの城を京都に構えなかったのか、その理由をあきらかにしてくれる史料は残されていない」(P93)とい...
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『古都の門』(1967)

文/中村直勝、写真/葛西宗誠『古都の門』淡交社、1967年本をパラパラとめくっていくと含蓄のある言葉がでてきた。「阿登雅喜」とあるのは誰のことかとGoogleで検索したが出てこない。そうだったのかと納得する。歴史家の中村直勝が書いていること...
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『中村武生とあるく洛中洛外』(2010)

中村武生監修、京都新聞社編『中村武生とあるく洛中洛外』京都新聞出版センター、2010年本書は河内将芳氏が『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014年)のあとがきで「江戸時代以降の京都についても関心をおもちの方は(省略)ぜひお読みいただけれ...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)その4

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年鴨川を渡る洛外は一本の線でつないで行けるような歩きかたをすることはむずかしいという。洛中は通りが碁盤の目のようになっているので一筆書きができたが、洛外は広いし見所は離れている。...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)その3

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年総構に囲まれた下京を歩く戦国時代の下京の総構えに沿って歩くコースが紹介されている。饅頭屋町から出発して、反時計回りに下京を歩いて六角堂へ。このあたりは祇園祭りでよく歩いた記憶が...
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『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』(2014)その2

河内将芳『歴史の旅 戦国時代の京都を歩く』吉川弘文館、2014年総構に囲まれた上京を歩く戦国時代の上京の総構えに沿って歩くコースがあげられている。河内将芳氏は学者なので甘味に興味がないのかもしれないが、このコースでは上御霊神社門前の水田玉雲...
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『特別展 京を描く ー洛中洛外図の時代ー』(2015)

『特別展 京を描く ー洛中洛外図の時代ー』京都文化博物館、2015年河内将芳氏の『戦国時代の京都を歩く』(2014年)に刺激されたので、洛中洛外図のもう少し大きなものが見たかったので、京都文化博物館の図録が出てきたので、とりあえずは良しとす...