読書時間 『仏典をよむ』(2009) 末木文美士『仏典をよむ 死からはじまる仏教史』新潮社、2009年第2刷 黙って、鎌田東二『南方熊楠と宮沢賢治 日本的スピリチュアリティの系譜』(平凡社新書、2020年)を読み飛ばせばよいのに、熊楠の密教と賢治の法華経のことが気になって寄り道... 2020.04.22 読書時間
読書時間 『南方熊楠と宮沢賢治 日本的スピリチュアリティの系譜』(2020) 鎌田東二『南方熊楠と宮沢賢治 日本的スピリチュアリティの系譜』平凡社新書、2020年 鎌田東二氏によると南方熊楠は「横一面男」で宮沢賢治は「縦一筋男」だという。熊楠は「あらゆるものごとや出来事にどこまでもつながっていって果てしがない、キリが... 2020.04.21 読書時間
読書時間 『雪山放浪記』(2012) 星野秀樹『雪山放浪記』山と渓谷社、2012年 「放浪記」が使われてしまった。当時は本のタイトルで残っていたのが不思議なくらいだった。林芙美子の『放浪記』(1930年)を元祖として「放浪記」が付いたものは多かった。だから、ブログのタイトルに使... 2020.04.20 読書時間
読書時間 『古代史講義【宮都篇】』(2020)その2 佐藤信編『古代史講義【宮都篇】』ちくま新書、2020年 前回は南山城を回った断片記憶を書きました。 平安京は本書に触発されましたがどう書いたらよいのでしょう。構想が纏まりません。 平安京遷都は以前に『日本後紀』から書き出したことがあるので、... 2020.04.19 読書時間
読書時間 『古代史講義【宮都篇】』(2020) 佐藤信編『古代史講義【宮都篇】』ちくま新書、2020年 本書は15講からなり、古代の飛鳥の宮々から平城京、平安京、桃崎有一郎氏の『「京都」の誕生』(2020年)で扱った白河・鳥羽までがとりあげられています。その他に太宰府、多賀城、平泉もそれ... 2020.04.17 読書時間
読書時間 『仏教の思想9 生命の海〈空海〉』(1996) 宮坂宥勝・梅原猛『仏教の思想9 生命の海〈空海〉』角川ソフィア文庫、1996年、2003年第6版 書誌情報 『仏教の思想』全十二巻の第九巻として角川書店から1968年に刊行されたものを文庫化したもの。 研究所に文庫があったので読むことにした... 2020.04.16 読書時間
読書時間 為政第二を読む 宮崎市定『現代語訳 論語』岩波現代文庫、2000年、2004年第6刷 為政第二を読む。 19 子曰。道之以政。斉之以刑。民免而無恥。道之以徳。斉之以礼。有恥且格。 宮崎市定は評釈を加えていなので、子安宣邦『仁斎論語 上』(ぺりかん社、201... 2020.04.15 読書時間
読書時間 『堺港攘夷始末』(1992) 大岡昇平『堺港攘夷始末』中公文庫、1992年 河盛好蔵が『私の履歴書 フランス語盛衰記』(日本経済新聞、1991年)を書いた時、最初に堺事件(1868年)が3回にわたり取り上げられたことは、すでにブログに載せている。 大岡昇平の遺著である『... 2020.04.15 読書時間
読書時間 『探偵※旅※書物』(1954) 佐々木桔梗『探偵※旅※書物』水曜荘限定版刊行会、1954年 Le Petit Parisienは水曜荘関連を研究している数少ない研究者である。最近手に入れた本を読ませてくれた。 水曜荘は酒井徳男の限定版出版社である。本書は佐々木桔梗のエッセ... 2020.04.14 読書時間
読書時間 『教養としての政治学入門』(2020) 成蹊大学法学部編『教養としての政治学入門』 ちくま新書、2019年3月、kindle版 今井貴子氏ははじめにで「本書は、成蹊大学法学部政治学科に在籍する研究者による政治学の入門書である」と要約している。 第1章[日本政治]議院内閣制と政党政... 2020.04.12 読書時間