読書時間 『日本の歴史6 武士の登場』(2004) 竹内理三『日本の歴史6 武士の登場』中公文庫、1973年、2012年改版3刷久保田和彦氏の『六波羅探題研究の軌跡』(文学通信、2020年)のあとがきに竹内理三が出てきたのも何かの縁ということで、読み直すことにする。以前この本を読んだときは、... 2020.02.24 読書時間
読書時間 『六波羅探題 研究の軌跡』(2020) 久保田和彦『六波羅探題 研究の軌跡』文学通信、2020年戦前,戦後の歴史学が六波羅探題をどう扱ってきたか。研究史が丹念に紹介される。ここで取り上げられている論文を読む日が来るのかは分からないけど、最近の新書等で先行研究への敬意がないことへの... 2020.02.23 読書時間
読書時間 『天問』(1990)の話 十五代樂吉左衞門『天問 樂 吉左衞門作品集』寛土里、1990年この図録は樂美術館へ寄付して手に入れたことは、いつだったか書いた。樂 直入さんの日本経済新聞の私の履歴書2020年2月21日は天問だった。『天問』は屈原の楚辞の天問篇から引いた言... 2020.02.22 読書時間
読書時間 『日本の樹木』(1995) 辻井達一『日本の樹木 都市化社会の生態誌』中公新書、1995年、1997年7刷本書が出てから四半世紀が経過した。本書はソテツ科ソテツから始まりヤシ科シュロの106種の高木の1900年代の終わり頃の日本における生態誌が長谷川哲雄氏のイラストを... 2020.02.21 読書時間
読書時間 『中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難問』(1999) 西野哲朗『中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難問』講談社選書メチエ、1999年2020年2月3日のNESSY講演会で広田 修(玉川大学 量子情報科学研究所 顧問)氏の「暗号解読に対する量子コンピュータの能力と量子暗号開発― 暗... 2020.02.20 読書時間
読書時間 『書物の中世史』(2003) 五味文彦『書物の中世史』みすず書房、2003年呉座勇一氏の『日本中世への招待』(朝日新書、2020年)の付録に「さらに中世を知りたい人のためのブックガイド」で五味文彦氏の『平家物語、史と説話』(平凡社ライブラリー、1987年)が取り上げられ... 2020.02.19 読書時間
読書時間 流転する明智光秀の首塚 『奈良史学』37号に村上紀夫氏が「流転する明智光秀の首塚」を書いていたのを読む。明智光秀の首は斎藤利三の首と共に粟田口に葬むられたあと、明智光秀の子孫か家来の子孫という明田理右衛門(明田利右衛門)によって白川橋三条南梅宮町に五輪塔が移された... 2020.02.18 読書時間
読書時間 『日本中世への招待』(2020)その2 呉座勇一『日本中世への招待』朝日新書、2020年第二部 交流の歴史学「この室町文化の特徴を一言で述べるなら、「寄合の文化」ということになろう」(P156)。闘茶や連歌は「寄合の文化」をよく表している。タイムスクープハンターでも闘茶などの賭博... 2020.02.17 読書時間
読書時間 『日本中世への招待』(2020) 呉座勇一『日本中世への招待』朝日新書、2020年書誌情報朝日新聞の土曜別冊「be」に2014年10月より2018年3月まで月1連載したものに概説を加えたもの。連載はネットDIGITAL朝日新聞で読んでいたので、第一部の概説を読む。当初は日本... 2020.02.16 読書時間
読書時間 『老子入門』(2002) 楠山春樹『老子入門』講談社学術文庫、2002年、2004年第3刷書誌情報『中国の人と思想4 老子』(集英社、1984年)を底本として、1993年、湖北省荊門市の郭店楚墓から「竹簡老子」が出土したことから、解説部分を全面的に書き改めたほか、巻... 2020.02.15 読書時間
読書時間 『姿なき司祭』(1970)その3 埴谷雄高『姿なき司祭 ソ連・東欧紀行』河出書房新社、1970年装幀は粟津潔である。箱の裏の文字が鏡文字になっているのが珍しい。出版社名まで鏡文字にしてしまった。ISBNコードと定価だけが通常である。枠内を鏡文字にした意図はなんであろうか。モ... 2020.02.14 読書時間
読書時間 『姿なき司祭』(1970)その2 埴谷雄高『姿なき司祭 ソ連・東欧紀行』河出書房新社、1970年古書と肴 マーブルの店主の話では、大学の卒論が埴谷雄高だったという。その関係で埴谷雄高関連の書籍が多いのであった。『死靈 第9章』まで辿りつけない人がほとんどの中、店主は死靈(し... 2020.02.13 読書時間
読書時間 『姿なき司祭』(1970) 埴谷雄高『姿なき司祭 ソ連・東欧紀行』河出書房新社、1970年甘夏書店で本を買った帰りに、教えてもらった「古書と肴 マーブル」さんへ初めて伺う。19時半の開店間際で忙しく、ハートランドビールだけもらって、背後の本棚の本を眺めていたら、埴谷雄... 2020.02.12 読書時間
読書時間 『うひ山ふみ 鈴屋答問録』(1934)その3 村岡典嗣校訂『うひ山ふみ 鈴屋答問録』岩波文庫、1934年、1977年第18刷若松英輔氏がTwitterで『初比山踏(うひ山ふみ)』を読んで本居宣長の「詩歌を語る言葉に経験的に感じる何かがある」と呟いていた。そして『古事記』と『万葉集』を読... 2020.02.11 読書時間
読書時間 『読む京都』(2018) 入江敦彦『読む京都』本の雑誌社、2018年先週B&Bでトークイベントが始まる前に購入した。この本が出たため、ブログを「京都を読む」にすることを諦めた経緯がある。だから買っていなかったわけだが、気の迷いで買ってしまったのだ。もう京都本は買わな... 2020.02.10 読書時間