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『『パサージュ論』熟読玩味』(1996)

鹿島茂『『パサージュ論』熟読玩味』青土社、1996年第2刷 読書する時間が少なくなったと感じるこの頃、鹿島茂氏の『『パサージュ論』熟読玩味』(青土社、1996年)を読む意味についてまず書いておかねばなるまい。 鹿島茂氏が「まえがき」で『パサ...
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『明智光秀と近江・丹波』(2019)

福島克彦『明智光秀と近江・丹波 分国支配から「本能寺の変」へ』淡海文庫63、サンライズ出版、2019年第2刷 「近江」という字と「淡海」の字で「シガモノ」と認め「ここ滋賀」で購入した。寝る前に読む本だ。 第一章 美濃・越前・京 第二章 光秀...
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『藤原行成』(1994年)

黒板伸夫『藤原行成』吉川弘文館、1994年、2011年第2刷 いつだったか、倉本一宏『藤原行成「権記」全現代語訳(上) 』(講談社学術文庫、2011年)を読んでいたら、藤原行成を知るには黒板伸夫『藤原行成』(吉川弘文館、1994年)を読むと...
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『美味しいコーヒーって何だ?』(2013)

オオヤミノル『美味しいコーヒーって何だ?』マガジンハウス 本書は焙煎家のオオヤミノル氏と編集者の岡本仁氏のインタビューでオオヤミノル氏を紹介した後、オオヤミノル氏と井ノ上達也氏、堀内隆志氏及び大坊勝次氏との対談が続く。 横山聡『京都・六曜社...
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『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』(2020)

横山聡『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』京阪神エルマガジン、2020年 京都本はもう買わないと書いていたにもかかわらず、萩尾望都氏の『ポーの一族』のようなタイトルの印象に惹かれて、手にしてしまった。 京都は三条河原町にある六曜社という喫茶店...
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『「維新」的近代の幻想』(2020)

子安宣邦『「維新」的近代の幻想』作品社、2020年 書誌情報 2018年4月から2020年2月までの大阪と東京での市民講座の内容を本にしたもの。全16章からなる。第15章までは市民講座で、第16章は北京大学での講演である。これもすでに6月の...
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『前方後円墳の時代』(2020)その2

近藤義郎『前方後円墳の時代』岩波文庫、2020年 第一章 弥生農耕の成立と性格 稲作がどのように始まったかは、考古学の分野である。本書は弥生農耕の生産手段の話から始まる。弥生初期の稲作が生産性の低い自然の湿潤低地を耕地といて利用したものであ...
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『前方後円墳の時代』(2020)

近藤義郎『前方後円墳の時代』岩波文庫、2020年 書誌情報 本書は生前に近藤義郎が『前方後円墳の時代』(日本歴史叢書、岩波書店、1983年)の増補改訂版を念頭に書き込みした初版本を底本にして文庫本にしたという。その辺りの経緯は「文庫版編集に...
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『古代大和朝廷』(1995)

宮崎市定『古代大和朝廷』ちくま学芸文庫、1995年、2010年第3刷 タイトルからして、東洋史の専門家がなんで日本の大和朝廷のことを書くのか不思議だった。しかし、序を読めばそれは不明なことだと分かる。 「日本の学界では、東洋史と日本史との分...
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"The Theory of Moral Sentiments"のIntroductionを読む

Adam Smith "The Theory of Moral Sentiments" PENGUIN BOOKS, 2009 kindle版 アダム・スミスの『道徳感情論』の第6版(1790年)に、ノーベル経済学賞のAMARTYA SEN...