断片記憶

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祭りの後

隅田川花火大会が終わると、何も目標がなくなる。孤独に向き合っていくしかない。日々のことを続けるだけである。喜びも悲しみも生の営みに過ぎない。考えは止むことがない。休み休み片付けしながらもこうして書き出そうとしているのである。
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花火の夕べ

4年振りとなる隅田川花火大会である。
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梅雨明け

2023年は7月22日に関東地方の梅雨が明けた。北陸、中部地方に遅れたことは珍しい。これは梅雨前線が日本列島の南に下がっているためである。通常は前線が上がって梅雨明けになるパターンである。蝉はすでに鳴いているので、気象庁の判断が慎重にされた...
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夕暮れ時

昼の暑さにぐったりしても、陽が西に傾き、風が出てくれば、少し涼しさを感じて、また、飲みたくなるというものだ。 こんな小橋の上から東京スカイツリーが見えた。こちら側にくることはないのだが、気晴らしとはそういうものかも知れない。 風吹けば 川面...
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暑さに強いとは

猛暑で厳しいと思っていたら、他は豪雨か酷暑に近い。最近はコンクリートジャングルとは言わなくなったが、東京湾の風を遮るビルのために温度が下がりにくいのが都会の暮らしである。もうなくなってしまった実家近くの林から聞こえてくるヒグラシの鳴き声は涼...
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常盤新平先生

大学で採った講座の講師が常盤新平先生であった。講義が終わると、何人かで先生を囲んでお茶した記憶がある。だから、勧められるままにHemingwayを読んだ。倉林秀男、河田英介『ヘミングウェイで学ぶ英文法』(アスク出版、2019年)を読んで、当...
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奥井潔の本をパラパラする

奥井潔『〈新装版〉英文読解のナビゲーター』研究社、1997年、2021年新装版 暑くて目が覚めてしまったので、枕元の本をパラパラしてみた。片付け中なので本だらけのため、地震が来れば本のために死ぬかもしれない。直下型であれば、段ボールは飛ぶし...
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本を読むことがわからなくなる

もう、いつのことだか覚えていないが、朝にトーストを食べながら、本を読んでいる時間が堪らなく嬉しい時があった。辻邦生の『パリの手記Ⅰ 海そして変容』(河出書房新社、1973年)を読んでいた時であろうか、浪人生なのにそんな時間があったのだろうか...
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続けるということ

仕事は続けている。職業人としては変わっていないが、内実は異なっている。手を動かすよりレポートを読む時間が長くなった。 セキュリティには興味がなくなってきたのが分かる。扱っているDatapointが大きい企業でないと面白いことがないのだろう。...
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続いていることしか続かない

何事も続けられないという性根なので、気がつくと忘れている。もうこの年齢になるとどうせすぐに飽きるからということで新しいことにあまり飛びつくことがなくなった。 A Decade Aheadに常態となるようなスキルをリスキリンクで習得するという...