ゆっくり読めるか

断片記憶

E.フッサール、細谷恒夫・木田元訳『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』中公文庫、1995年、2020年7刷

フッサールの講演をもとにした本であるが、とても聴いただけで内容が理解できるとは思えない。抽象的な話である。段落毎に立ち止まって、自問自答している。解説は木田元であるが、あっさりした訳注なので読解には役に立たない。高速で全体を読もうとすると、10分も経たないうちに眠くなる。読ませてくれない本である。

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