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四都手帖

四都手帖2016年11月【編集中】

2016年11月の私的な愉しみと記憶霜月は紅葉の季節だ。【古都】聖護院門跡 特別公開 9月10日〜12月18日(10月13日〜16日、11月5日、11月28日、29日は休止)旧三井家下鴨別邸 10月1日〜 (水休み)◯特別公開で一般非公開の...
旅の時間

野口英世記念館

猪苗代駅から野口英世記念館へタクシーで7分とあったが、どうして、道路工事もあり2千円弱となった。磐梯山は雲に覆われていた。反対側の猪苗代湖が遠くに見えた。猪苗代湖へ向かい、磐越自動車道を潜り、国道49号を西に向かいしばらくして左手に野口英世...
断片記憶

行動変容

「行動変容」がテーマであった。話を聴いて(行動が)変わらなければ意味がない。鎌田實氏の講演で聴いた言葉だ。「行動変容」は相手に影響を及ぼすことだという。「行動変容」を起こす言葉こそがコミュニケーションだと。鎌田實氏はいきなり自身の出生の話を...
読書時間

『ここまで変わった日本史教科書』(2016)

高橋秀樹、三谷芳幸、村瀬信一『ここまで変わった日本史教科書』吉川弘文館、2016年歴史教科書は検定などで色々と物議を醸しているが、言われているほどに読まれていないし、内容が変わってきていることについてテレビ番組でネタに使われることがあっても...
古都を旅する

伏見桃山陵

週刊新潮の「とっておき私の京都」指揮者の阪哲朗氏の2回目は「伏見桃山陵」だった。230段の石段は京都教育大学附属高等学校の野球部員として鍛えられたという。なかなか訪れるチャンスがなかったが、私も絶景を味わいたいと思った。プラス1は「伏見桃山...
視聴時間

『邯鄲』(2006)

雪の蝋燭能 第二夜『邯鄲』日本伝統文化振興財団、2006年2006年1月22日のスピカ雪の蝋燭能を見る。2夜目である。『邯鄲』はあまりにも有名な話である。解説は不要であろうと思うが、後で簡単に触れておこう。以前に円満井会定例能で見たのは金春...
視聴時間

『大般若』(2006)

雪の蝋燭能 第一夜 『大般若』ビクター伝統文化振興財団、2006年2006年1月21日のスピカ雪の蝋燭能 第一夜を見る。冬に見ようと思ってとっておいたが諸般の事情で封切ることになった。今回は蝋燭を火入して舞台が徐々に明るくなっていく。「大般...
古都を旅する

冨士谷御杖と内モンゴルの鳴鏑と子安貝

鎌田東二「霊性の京都学85 冨士谷御杖と内モンゴルの鳴鏑と子安貝」『月刊京都 2016年10月号』鎌田東二氏は冨士谷御杖(ふじたにみつえ、1730年ー1801年)が『古事記燈』を著して先行する二つの古事記解釈の方法を批判したとする。儒仏的牽...
旅の時間

サザエさん通りと元寇防塁

地下鉄西新(にしじん)駅の1番出口を出るとサザエさん通り(2012年命名)の大きな看板があり、西南学院大学(0.2km)へ向かっている。西南学院大学に元寇の防塁がある。1号館の建屋内に元寇の防塁の遺跡を移設して復元したものが展示されていて、...
古都を旅する

藤森神社

週刊新潮の「とっておき私の京都」指揮者の阪哲朗氏の1回目は「藤森神社」だった。阪哲朗氏は深草の里、藤森神社の氏子であるという。藤森神社は5月5日の駆馬神事が有名だがまだ見ていない。今年は藤森祭の神輿を見たけど、私は紫陽花の頃も好きだ。藤森手...
旅の時間

Nakasu Jazz 2016

Nakasu Jazz 20162016年9月9日〜10日偶には中洲でもと行ったら、Nakasu Jazz 2016であちこちにステージができていて、中洲大通りが歩行者天国になっている。秋口は初めての季節だか、ビールを外で飲むには都合がいい...
読書時間

『伊勢と出雲』(その3)

岡谷公二『伊勢と出雲 韓神(からかみ)と鉄』平凡社新書、2016年岡谷公二氏の神社の起源を求めての旅はやっとサブタイトルの一つの鉄になった。第一部 伊勢岡谷公二氏が伊勢に出雲の思いの外に濃い影を見つけたわけだが、伊勢津彦も出雲の神と考えてい...
読書時間

『伊勢と出雲』(その2)

岡谷公二『伊勢と出雲 韓神(からかみ)と鉄』平凡社新書、2016年岡谷公二氏の神社の起源を求めての旅は続いている。この本は日本異境巡りのルポのようだ。第一部 伊勢金達寿『日本の中の朝鮮文化』4の情報を確認するため、韓神山(からかみやま)を訪...
読書時間

『伊勢と出雲』(2016)

岡谷公二『伊勢と出雲 韓神(からかみ)と鉄』平凡社新書、2016年岡谷公二氏の神社三部作であると勝手に思っている。もちろん四部作になるか五部作になるかはわからない(笑)。神社の起源をめぐる韓国、沖縄の旅に続き、伊勢と出雲を対象にした。新羅系...
読書時間

『極光』(1981)

上田吉一『極光』将棋天国社、1981年、1987年第2刷『極光(きょくこう)』とはオーロラのことである。序文は伊藤果五段だった。若島正氏と伊藤果氏が興味を持って上田吉一氏を呼んで「京都グループ」ができたと書いてある。この作品集は50局である...