2021-05

読書時間

『和文英訳十二講』(1954)

篠田錦策、佐々木髙政『和文英訳十二講』洛陽社、1954年、1968年改訂版、2009年改訂版佐々木髙政の本を読んでは忘れて、買ったことも忘れた。ソフトカバーでカバンに入れても楽なので、『考える英文法』を読み終えたら、次の候補にと考えている。...
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『和文英訳の修業』(1981)

佐々木髙政『和文英訳の修業』文建書房、1952年、1981年四訂正新版、2010年第89刷タイトルからして時代がかっている。内容は3部構成となっている。予備編は暗唱用基本文例集に練習問題と解答 126頁基礎編  188頁応用編     58...
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『新選組』(2003)

松浦玲『新選組』岩波新書、2003年NHKの歴史探偵で「真相! 池田屋事件」(2021年5月12日)を見ていたら、中村武生氏の『池田屋事件の研究』(講談社現代新書、2011年)を読んでみたくなった。探しても出てこないので、見つけた本書を読む...
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『古文書はじめの一歩』(2008)

油井宏子『古文書はじめの一歩』柏書房、2008年前に読んだ時は、わからなかったが、くずし字は読めた字を字典で引くことが重要で、自分が読めた字を書いて「マイ字典」を作ることが勧められていた。偶々そのくずし字を読めたとしても、バラエティに富んで...
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「料理人 西健一郎の仕事』(2010)

日本放送協会『プロフェッショナル仕事の流儀 料理人 西健一郎の仕事 人間、死ぬまで勉強』NHKエンタープライズ、2010年、本編43分+特典32分世間では独学に関心が高まっているようだ。大学を出ると普通は独学になるとの話のようだが、三日坊主...
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『英文解体新書2』(2021)

北村一真『英文解体新書2 シャーロック・ホームズから始める英文解釈』研究社、2021年帯を見ると「英文解釈探偵の帰還」とある。「空き家の冒険」を踏まえている。これは英語で読んだ気がするので、ペーパーバックでも買って読んだのだろうか。記憶がは...
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『ささやかな日本発掘』(2006)

青柳瑞穂『ささやかな日本発掘』講談社文芸文庫、1990年、2006年kindle版書誌情報新潮社より1960年に刊行されたものを底本に、ふりがなを加えた講談社文芸文庫版を電子書籍化したという。古美術の初心者として何から読んだらよいかと先達の...
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추성(1997)

Kim Mu Gil Kömungo Sanjo The Style of Han Kab Dük김무길 ·추성한갑득류 거문고 산조13 Tracks 63m11s京都の李朝喫茶李青で買ったCDを聴くシリーズも7枚目になった。タイトルの「...
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『ぼくの鎌倉散歩』(2020)

田村隆一『ぼくの鎌倉散歩』港の人、2020年連休は何処へも行かないで、本を読んで過ごした。雑誌を読んでいて、この間行った鎌倉ことを思い出した。雑誌に取り上げられていたこの本をぽちったら、翌朝にはポストに入っていた。コーヒーでも飲みたくなった...
四都手帖

2021年6月四都手帖【編集中】

2021年6月の私的な愉しみと記憶これを書いているときは、東京、大阪、京都と兵庫が緊急事態宣言中であった。数値が大幅に改善されていないため、前回同様延長になると考えられる。水無月の和菓子を食べず味けなや。どうも過去の思い出に浸るという私的な...
東都手帖

東都手帖2021年6月【編集中】

2021年6月東都散歩のための私的な愉しみと記憶を書いているが、東都は緊急事態宣言の下、禁酒法と灯火管制の敷かれた街のようになっていた。5月の終わりから6月の半ば過ぎまで目白の椿山荘でホタルの夕べがあったが、どうなるのだろうか。My min...
古都を旅する

竹内街道

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」司馬遼太郎記念館館長の上村洋行氏の2回目は「竹内街道」だった。こういう取り上げ方は前に「太子道」があったのを思い出した。竹内峠は古代の竹内街道の要衝である。その麓にある上池(かみのいけ)の司馬遼太...
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『アースダイバー神社編』(2021)

中沢新一『アースダイバー神社編』講談社、2021年アースダイバーシリーズの3冊目。あとがきによると「ムサシ野オデッセイ」〔全六回〕は『増補改訂アースダイバー』に収録したとある。オイオイ。本書では縄文系の神社と海民系の神社に分かれている。縄文...
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『古美術の目』(2001)

安東次男『古美術の目』ちくま学芸文庫、2001年書誌情報1983年筑摩書房から刊行されたものは大型の本だった。文庫版の解説は粟津則雄氏で正解だ。全てを引用したくなる。「われわれがふだん接するような古美術鑑賞の文章とはおよそそのおもむきを異に...
断片記憶

四半期の読書のテーマ

テーマについて数冊の本を読むことをしてみたい。レポートを書くのでなければそういう読み方をしないにちがいない。好奇心は気まぐれであることに注意すことにする。日経新聞の経済学で東京大学准教授の野原慎二氏の「資本主義の進化を考える」(2021年4...