『荘園』(1998)その2

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日本歴史学会編集、永原慶二『荘園』吉川弘文館、日本歴史叢書新装版、1998年、2008年第3刷

宇治谷孟『続日本紀(中)全現代語訳』(講談社学術文庫、1992年)を開いて、巻十七 聖武天皇 天平勝宝元年七月十三日条を読むと、諸寺の墾田地の限度が定められた。

大安寺・薬師寺・興福寺・大倭国の法華寺・もろもろの国分金光明寺には寺毎に千町、大倭国の国分金光明寺(東大寺)は四千町、元興寺は二千町、(以下略)。

そのままつらつらと頁を捲り、第十八巻 孝謙天皇 天平勝宝二年二月二十三日条を見る。

大倭の金光明寺に封戸三千五百戸を増加した。以前に与えられた封戸と合わせて五千戸である。

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