2019-01

散歩時間

大島書店の閉店に思う

神保町の大島書店が2019年1月26日で閉店になるという。八木書店に行ったときに覗いてみたが、小さな店の中と外が混み合っていた。棚の本が片付いてきたが、独逸は捌けが悪い。洋書はタトル商会が閉まってから、北澤か丸善で買ってきたが、考えてみると...
散歩時間

「奈良絵本を見る!」を観る

神保町の八木書店の3階の八木書店古書部で展示会「奈良絵本を見る!」を観た。配られた展示解説の冊子は石川透氏が執筆している。展示品は様々であり善本で絵本の色がよかった。展示解説は白黒なのでやはり実物を見るのがよい。参考にデジタル奈良絵本のリソ...
読書時間

『和歌とは何か』(2009)の読み方

渡部泰明『和歌とは何か』岩波新書、2009年、2013年第3刷あらゆることを問い始めると、基本的なことが分からないことだらけであること分かる。通常、「和歌とは何か」と問う人はない。三十一文字による詩であること以上に説明を付け加えようとすれば...
読書時間

『プリンキピアを読む』(2009)

和田純夫『プリンキピアを読む ニュートンはいかにして「万有引力」を証明したのか?』ブルーバックス、2009年『構想力とは何か』(2018年)を読んでいたら、ニュートンが「万有引力」を思いついたエピソードを構想力の例としてあげていた(P71)...
書籍目録

2019年01月書籍往来

2019年1月書籍往来「購入後書」がないのが「書籍往来」だ。事務所や研究所にある過去に買った本は、ブログの「書籍目録」に載せてないので、書籍往来で扱うようにしている。詰将棋の本を別にして2014年10月購入の本は「購入図書」か「購入古書」と...
読書時間

「奈良絵本私考」を読む

反町茂雄『日本の古典籍 その面白さ その尊さ』(八木書店、1984年、1993年第3刷)を本棚から取り出してきて、「奈良絵本私考」を読む。「奈良絵本私考」は 1979年に私刊700部が『C. ビーティ ライブラリー蔵日本絵入本及絵本目録(J...
断片記憶

梅原猛氏逝く

2019年1月12日に梅原猛氏が肺炎で亡くなられた。『隠された十字架ー法隆寺論』(1972年)を読んだのが最初でした。修学旅行の前に高校の物理の先生が熱心に勧めてくれたのがきっかけでした。今まで読んだことのないような熱い語り口が印象的でした...
読書時間

読書ノート003

鎌田東二、南直哉『死と生 恐山至高対談』東京堂出版、2017年第1章 出会い第2章 恐山 死と生の場所第3章 危機の時代と自己第4章 生きる世界を作るもの第5章 リアルへのまなざし第6章 生命のかたち2019/01/11第4章経験を語る言葉...
散歩時間

『長浜盆梅展inここ滋賀』を観る

『長浜盆梅展inここ滋賀』を観る2019年1月12日(土)から16日(水)の5日間、日本橋「ここ滋賀」屋上テラスにおいて『長浜盆梅展inここ滋賀』が行われるというので、観てきました。紅梅、白梅ともに咲き始めといったことろでしたが、「映える春...
東都手帖

東都手帖2019年02月【編集中】

2019年02月東都散歩のための私的な愉しみと記憶一年で1番短い月、如月。寒いけど、日も長くなる。企画展「酒呑童子絵巻 鬼退治のものがたり」根津美術館 2019年1月10日(木)~2月17日(日)特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」東京国立...