読書時間

『西田幾多郎哲学論集Ⅲ』(1989)

上田閑照編『西田幾多郎哲学論集Ⅲ 自覚について他四篇』岩波文庫、1989年、2019年第10刷目次絶対矛盾的自己同一歴史的形成作用としての芸術的創作自覚についてデカルト哲学について場所的論理と宗教的世界観解説 上田閑照上田閑照の解説では、5...
読書時間

「哲学者・西田幾多郎と宗教ーー自力と他力」その2

名和達宣氏は西田幾多郎の「場所的論理と宗教的世界観」から「他力」を論じているところを書き出していた。そこを読み直そう。以下は、「場所的論理と宗教的世界観」『西田幾多郎哲学論集Ⅲ』(岩波文庫、1989年)を引く。「神とか仏とかいうものを対象的...
視聴時間

「哲学者・西田幾多郎と宗教ーー自力と他力」を見る

高野山真言宗高福院の川島俊之氏の企画する標記のイベントが2021年2月27日にあったが、遊びと重なったので、後で録画を視聴することにした。名和達宣(たつのり)氏(真宗大谷派教学研究所所員)の「哲学者・西田幾多郎と宗教ーー自力と他力」の発表の...
散歩時間

『ダル・レークの恋』を観る

月組公演『ダル・レークの恋』TBS赤坂ACTシアター 2021年2月16日(火)〜28日(日)別箱である。一本もので、過去に何度も再演さてれきた名作とあった。男の身勝手さは気になる設定だと思う。身分社会に翻弄される女性を哀れに思った。TBS...
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『清水三年坂美術館』(2003) を観る

村田理如監修『清水三年坂美術館』清水三年坂美術館、2003年、DVD45分「幕末、明治の七宝、金工、京薩摩、蒔絵の工芸品や、これらの伝統的技法の解説」とケースの裏に書かれていた。清水三年坂美術館のガイドである。何度か伺ったが、DVDまで買っ...
読書時間

「小村雪岱スタイル」とは何か

山下裕二 小村雪岱ーー「商業美術家」の逆襲『小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダンへ』浅野研究所、2021年展覧会「小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダンへ」を監修した山下裕二氏の文を読んでおくことにする。図録を買っても読まないという批...
書籍目録

2021年02月購入図書

二月如月。身体も辛い。梅花に酔いたが、百花園は緊急事態宣言のため閉まったままだ。しかし、短い月なのに本に対する欲求は止めどなくなるばかりだ。読めもしない本を買ってどうしょうというのか。飾っておく本棚などないのに。そういうわけで、不要不急の鎌...
書籍目録

2021年02月購入古書

2021年02月購入古書2月は緊急事態宣言が解除されなかった。不要不急の外出を避けて本もできればネットで買いたいが、古書は大量の書き込みがあると読み難いので、ぱらっとめくってから買うようにしている。それで書き込みが気にならなければ買うことに...
書籍目録

2021年02月書籍往来

2021年02月書籍往来コロナで中断していた市民講座が子安宣邦先生の堅い意志で2月に再開することになった。市民講座の参考文献を取り出して、荻生徂徠の「制作」論と丸山真男の「作為」論を読むことにした。【思想】子安宣邦『徂徠学講義ー『弁名』を読...
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【オンライン講座】日本史の中の岡田以蔵

【オンライン講座】日本史の中の岡田以蔵(オンデマンド配信)【オンライン講座】岡田以蔵の実像と虚像の続編に当たる。中村武生氏の講座は面白い。今回はオンデマンド配信で2021年2月22日(月)から3年15日(月)まで視聴できる。岡田以蔵の生年も...
散歩時間

小村雪岱スタイル

特別展小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダンへ 三井記念美術館 2021年2月6日(土)-4月18日(日)小村雪岱だけではなく、鈴木春信の錦絵や柴田是真の「蓮に鷺蒔絵残菜入」などの工芸品も展示してあった。最初に写真撮影が許可された泉鏡花『...
散歩時間

複製芸術家小村雪岱

複製芸術家小村雪岱 装幀と挿絵に見る二つの精華千代田区立日比谷図書文化館特別展 2021年1月22(金)-3月23日(火)「大正3年9月、小村雪岱は文豪・泉鏡花による書き下し小説単行本『日本橋』で、装幀家としてデビューします。鏡花の小説世界...
ひととき

137「どこも底冷え」千宗室

ひととき 2021年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「どこも底冷え」というタイトルでした。家元が庭の藪椿を見に行こうとして、北風に退散した午後のお話しでした。デスクの周りの10個の箱にポチ袋やら筆記具などを分類し...
読書時間

『快楽としての読書[海外篇]』(2012)

丸谷才一『快楽としての読書[海外篇]』ちくま文庫、2012年書誌情報Ⅰ イギリスの書評に学ぶ 3点「イギリス書評の藝と風格について」他2篇Ⅱ 書評114選解説 鹿島茂 「書評のカノン」本書は、1964年から2001年までに書かれた書評から単...
読書時間

『月刊ビル・別冊旅ビル』(2021)

BMC(ビルマニアカフェ)『月刊ビル・別冊旅ビル』BMC、2021年『月刊ビル』の7号が出たのが2017年7月だから、すっかりご無沙汰だった『月刊ビル』の別冊を甘夏書店で購入した。全国各地の月刊ビルお取扱店案内に甘夏書店もアンケートを出して...
読書時間

『遺言。』(2017)

養老孟司『遺言。』新潮新書、2017年、2018年第6刷養老孟司氏による書き下しだそうである、バカの壁シリーズは「語り下し」だったが、今回はクイーン・ヴィクトリア号でカナリア諸島への船旅だったので、しょうがないから本を書いたという。単に編集...
読書時間

『ラカン的思考』(2017)

宇波彰『ラカン的思考』作品社、2017年『ラカン的思考』は発売当時気になっていた。しかし、宇波彰(うなみ あきら)氏との接点がなかったので手に取ることはなかった。「本書は、最初に章立てを考え、目次を作り、その目次に従って内容を埋めていくかい...
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『高野山の声明 常楽会』(2004)を聴く

高野山声明の会『高野山の声明 常楽会』財団法人ビクター伝統文化財団、2004年、72分29秒高野山金剛峯寺の常楽会(じょうらくえ)は毎年2月14日の夜から15日の昼頃まで行われる涅槃会である。今年はコロナ禍のため、2月14日(日)21時から...
読書時間

『形を読む』(2020)

養老孟司『形を読む 生物の形態をめぐって』講談社学術文庫、2020年書誌情報『形を読む 生物の形態をめぐって』培風館、1986年を講談社学術文庫とした。形態学「形態学では物を見る。もっとも基本的な方法は、肉眼で見ることである」(P43)。見...
散歩時間

建長寺での忘れ物

鎌倉の建長寺は山の麓にある。半僧坊の上の勝上獄展望台から眺めたら、一直線に並んだ伽藍が緑の谷底に見えた。だから、ちょっと何かを見ようとすると坂道を登ることが必要になる。半僧坊の登りが大変なのを分かっていたので、途中にある河村瑞賢の墓は登り下...