堀正岳『ライフハック大全 プリンシプルズ』角川新書、2021年
ライフハックは著者のテーマである。私も前の著書同様に読んで励まされた。著者にとってライフハックとは「人生を変える小さな習慣である」（23ページ）。前著で250あったライフハックは113個に厳選された。
私の付箋を貼ったのは以下のHACKだった。
HACK 019 仕事を楽にするタスクの書き方
HACK 025 クローズ・リストを意識してタスクを増やさない
HACK 026 やらないことリストでタスクを減らす
HACK 030 アイゼンハワー・マトリクスと点数制
HACK 047 Googleの高度な検索演算子を使う
HACK 107 フランクリンの13徳目習得法
HACK 113 人生の航路をゆっくりと変える
PRINCIPLE7 日常を快適にする「環境構築」を意識する
自由になる場所の確保と睡眠時間が知的生活の基本である。そのために、机の上のものを3分類することから始めるのがよい。「使用中」「保管中」「装飾品」以外は捨てる（310ページ）。この分類はしたはずであったが、気が付いたら止まっていた。作業スペースがなくて分別置場が機能していなかったのである。
早速、自由になる場所の確保のため、寺田倉庫のminikuraで箱を手配した。もう3年以上取引していないが、webですぐに繋がった。作業スペースを作らないことには整理が進まないのである。ものを探すのに時間をかけるのはもうやりたくない。入るものを絞り、出すのを出すことにする。
睡眠時間を確保するためのテクニックも重要である。昼の作業の効率化も必要だ。
寝る前にしないことを決めて、日々の記録を取ってより快適な生活を目指したい。
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