断片記憶

死生観を問われても答えようがなかった。

島薗進ゼミ「あなた自身の死生観のために――グリーフケアの向こう側」という東京自由大学のオンラインセミナーを聞いてみた。死生観を問われても死の想像力が欠けてしまっていることに気がついた。 宗教における死についての想像力は凄い。地獄を創造した時...
書籍目録

ルネ・シェヴィリコフスキ

著者の4冊目の本である。今回は自身で編集する方針から、プロの助けを借りることになった。編集は川鍋狂斎氏なので字が読めるようになった。奥つけの著者名が誤字となったのが惜しまれる。 ルネ・シェヴィリコフスキ『夢ーーリシュケーシューー歩道』Le ...
書籍目録

2024年01月購入図書(その2)

正月の購入図書は読書計画が既に外れていることを示している。 (購入後記) 久々にくまざわ書店に立ち寄りした。大森恵子氏の本は読んだことがなかったが、森有正という名前に惹かれて購入した。小説の形式で架空の主人公がパリを旅して森有正の思想に触れ...
断片記憶

丹波篠山デカンショ節

丹波篠山デカンショ節は地方の盆踊りの歌であるが、なぜか全国的に知られている。デカルト、カント、ショーペンハウエルでデカンショと思っている都会人も多いであろう。しかし、丹波篠山へ一度行ったことがあるけれども、そこは山に囲まれた土地であった。半...
書籍目録

2024年01月書籍往来

事務所の書棚から、引き抜いて読み始めた。 辻邦生の第二エッセー集である。パラフィン紙は焼けて硬化しパラパラと断片となって落ちていく。箱も染みだらけになっていた。本への愛情が足りなかったことを思い出させた。 「しかし自然の孤独がもたらしてくれ...
古都を旅する

奈良県立万葉文化館

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」読書家・小説家・短歌研修員の宮田愛萌氏の2回目は「奈良県立万葉文化館」でした。美術展で何度か行きましたが、交通的には不便でした。 プラス1は飛鳥坐神社でした。おんだ祭は2月の第1日曜日に開催されま...
断片記憶

RIP 八代亜紀

八代亜紀さんが2023年12月30日に亡くなられたことが報じられました。73歳でした。もっと人生の先輩かと思っていましたが、早く亡くなられてしまいました。「舟唄」が大好きでした。ご冥福をお祈りします。
散歩時間

明治神宮参拝

明治神宮に参拝する。 この広い敷地を歩くとこの森が百年少ししか経っていないことが不思議に想う。都会であることを忘れてしまう。
四都手帖

四都手帖2024年02月

2024年02月の私的な愉しみと記憶 如月は梅の花、盛りの古都は遠い記憶となった。長浜の盆梅も楽しい思い出だけが残っている。 【古都】 村上隆 ものもけ 京都 京都市京セラ美術館 2024年2月3日(土)〜9月1日(土) 特集展示 弥生時代...
東都手帖

東都手帖2024年02月

2024年2月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 2月は如月なり。寒さの底になる。 太田博健個展 Le Petit Parisien 2024年1月20日(土)〜2月3日(土) 特別展「本阿弥光悦の大宇宙」 東京国立博物館 2024年1月1...