読書時間 『これならわかる!英語冠詞トレーニング〔増補改訂版〕』(2024) 石田秀雄『これならわかる!英語冠詞トレーニング〔増補改訂版〕』研究社、2024年参考文献には2000年以降の日本語参考文献から一般に読みやすいものを掲載し、他の文献は『わかりやすい英語冠詞講義』を参照とある。索引がないので、『わかりやすい英... 2025.02.12 読書時間
読書時間 『実例が語る前置詞』(2021)は奥深い 平沢慎也『実例が語る前置詞』くろしお出版、2021年文法書や熟語帳で前置詞を学んできたが、本書はコアイメージに止まらない知識を垣間見せてくれる本である。本書の学習姿勢は「使用基盤モデル」に沿ったものであるという(p.7)。「使用基盤モデルと... 2025.02.10 読書時間
読書時間 CANALETTOは横長の画集が合う Le Petit ParisienでCANALETTO:Paintings, Drawings and Etchings selected and introduced by GREGORY MARTIN The Folio Society... 2025.01.20 読書時間
読書時間 『永遠なる序章』(1948)を読む 椎名麟三『永遠なる序章』河出書房、1948年Le Petit Parisien のオーナーさんから借りた本である。書き下ろし長編小説、昭和23年6月25日発行と奥付けにある。戦後の物資が不足した時代の本の紙質は悪い。にもかかわらず表紙はハー... 2024.12.16 読書時間
読書時間 『張良』(2024)を読む愉しみ 宮城谷昌光『張良』中公論社、2024年久しく宮城谷昌光氏の単行本を読んでいなかった。昔は1年に1冊くらいのペースで読んでいたから、待つことには慣れている。『張良』は他でも読んできたし、『劉邦』(2015年)3巻でも描かれていた。一冊で納める... 2024.12.14 読書時間
読書時間 『法律家シェイクスピア』(1989) 小室金之助『法律家シェイクスピア』新潮選書、1989年著者の小室金之助(1928-2015)は法学者で弁護士だったので、法律の専門家である。シェイクスピアの作品に法律問題や法律用語が出てくることで、シェイクスピアは何者感があるが、「シェイク... 2024.12.09 読書時間
読書時間 『世界の名著続5 トマス・アクィナス 神学大全』(1975) 山田晶訳『世界の名著続5 トマス・アクィナス 神学大全』中央公論社、1975年上山春平(1921-2012)と山田晶(1922-2008)との対談を月報で読んだことは前に書いた。「聖トマス・アクィナスと『神学大全』」という解説も面白かった。... 2024.12.02 読書時間
読書時間 『竹林の七賢』(2024)を読んで絵画を見たくなる 吉川忠夫『竹林の七賢』講談社学術文庫、2024年「竹林の七賢」は3世紀中国の魏晋の時代の人であるという。山濤(さんとう)、阮籍(げんせき)、嵆康(けいこう)、向秀(しょうしゆう)、阮咸(げんかん)、劉怜(りゆうれい)、王戎(おうじゅう)。4... 2024.12.01 読書時間
読書時間 『マルレーン・ハウスホーファー短編集 人殺しは夕方やってきた』(2024) マルレーン・ハウスホーファー、松永美穂訳『マルレーン・ハウスホーファー短編集 人殺しは夕方やってきた』書肆侃侃房、2024年宮島亜紀さんが装丁・挿画を担当しているのは、文芸誌の『食べるのが遅い』に掲載した短編に挿画を描いたことによる。マルレ... 2024.11.14 読書時間
読書時間 『中世政治思想講義ーーヨーロッパ文化の原型』(2024) 鷲見誠一『中世政治思想講義ーーヨーロッパ文化の原型』ちくま学芸文庫、2024年序章ヨーロッパ文化の四つの基本的構成要素第一番目 ギリシアの哲学第二番目 古代ローマの法律・政治の理念と制度第三番目 キリスト教の信仰第四番目 ゲルマン人の民族的... 2024.11.12 読書時間
読書時間 On Writing(2020) Stephen King. On Writing, Scribner,2020立ち読みしたForewordに載っていたエピソードがこの本の執筆事情であった。One night while we were eating Chinese bef... 2024.10.24 読書時間
読書時間 『歴史学はこう考える』(2024)その2 松沢裕作『歴史学はこう考える』ちくま新書、2024年第2章は自身の研究なので、細かいニアンスが伝わってきた。これからは他者の論文を読み取る話になる。第3章では中央政府の政治家たちの行動に注目するタイプの研究(政治史の一つ)として高橋秀直「征... 2024.10.09 読書時間
読書時間 『歴史学はこう考える』(2024) 松沢裕作『歴史学はこう考える』ちくま新書、2024年歴史家は何をしているのか。歴史家といわれる人達が、「歴史家が実際にやっていることは、歴史家以外の人びとにはそれほど知られていないのではないかと思っています。さらに正直に言うと、実は歴史家た... 2024.10.05 読書時間
読書時間 『読書術』(2000)その2 加藤周一『読書術』岩波現代文庫、2000年、2023年第26刷本書の構成は以下である。Ⅰ どこで読むか1.寝てもさめても本はどこで読んでもよい。ベッドが最高!2.幾山河通勤電車の時間を読書に充てる話で、ラテン語文法を一年で覚えた話が載ってい... 2024.10.02 読書時間
読書時間 『読書術』(2000) 加藤周一『読書術』岩波現代文庫、2000年、2023年第26刷加藤周一(1919-2008)の『読書術』(光文社、1962年)を読んだのは高校生くらいだったかと思う。KAPPA BOOKS版は手頃だった。本書に1992年師走の跋文があるのは... 2024.10.01 読書時間