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『セキュリティ心理学』(2022)

内田勝也『セキュリティ心理学』学術研究出版、2022年書誌情報索引【英語】【あいうえお】、参考資料がある。ISACA東京支部の月例会(2022年8月31日)で情報セキュリティ大学院大学名誉教授の内田勝也氏が「なぜ、セキュリティ心理学か? 〜...
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『万葉集の考古学』(1984)その3

森浩一編『万葉集の考古学』筑摩書房、1984年NHKラジオの古典講読「歌と歴史でたどる『万葉集』」(24)で鉄野昌弘氏が藤原京と平城京を取り上げていた中で、『万葉集』巻19の以下の歌を飛鳥浄御原宮ではなく藤原京の歌であると解説していたのを聴...
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『数学を使わない数学の講義』(2018)

(購入後記)の後記果たして、数学というカテゴリが必要なのか。私が読む本のカテゴリはそれほど増えないという予測のもとに抽象度を上げていた。「思想」に哲学、宗教を含めている。小説や詩は「文学」だし、経済や経営は「経営」、ITは「セキュリティ」と...
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『京の社』(2022)その3

岡田精司『京の社 神と仏の千三百年』ちくま学芸文庫、2022年第七章 吉田神社は節分に行った。夜、タクシーで川端通を行けるところまで行ったことがある。左右の出店のために表参道が狭くなって参詣者でごった返していた。昼に南参道から行ったときは、...
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『京の社』(2022)その2

岡田精司『京の社 神と仏の千三百年』ちくま学芸文庫、2022年神社の歴史変遷を辿りながら近代以前の世界を理解するには、参詣曼荼羅など絵画史料がいる。文化遺産オンラインを使ってみて、スマホでは小さ過ぎるし、視認できないものはあつても役に立たな...
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『論語抄』(2009)

陳舜臣『論語抄』中公文庫、2009年書誌情報2007年に中央公論新社で刊行したものを2009年に中公文庫としたもの。桑原武夫の『論語』は十篇の「上論」の中からセレクトしていたが、陳舜臣は二十篇の中から、セレクトしている。入門編はそれでよい。...
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『論語』(1985)

桑原武夫『論語』ちくま文庫、1985年書誌情報筑摩書房より、1974年『中国詩文選4論語』として刊行、のち1982年に単行本として再刊したものをちくま文庫とした。学而第一より郷党第十まで漢文、書き下し、解説が書かれている。私と『論語』という...
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『京の社』(2022)

岡田精司『京の社 神と仏の千三百年』ちくま学芸文庫、2022年書誌情報あとがきによると、1993年に、大阪毎日文化センターで「京の社」と題して、24回にわたって行った講座を基に書き下ろしたとある。2000年に塙書房で刊行したものをちくま学芸...
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『宝篋印塔の起源 続五輪塔の起源』(1966)

藪田嘉一郎『宝篋印塔の起源、続五輪塔の起源』綜藝舎、1966年、1975年第6版宝篋印塔の起源を述べるために釈道喜の「宝篋印経記」の写本の幾つかを対校することから、論考が始まる。漢文が読めないのでいきなり5ページで躓くことになる。史料を扱う...
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『新人生論ノート』(2005)

木田元『新人生論ノート』集英社新書、2005年、2010年第4刷木田元の語学の勉強法を丸山有彦氏がブログで紹介していたので、読んでみようと思った。本当に私はシツコイ性格なのだろう。それは、第三章 記憶について に書いてあった。丸山氏の紹介で...
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『大政所と北政所』(2022)その2

河内将芳氏『大政所と北政所ーー関白の母や妻の称号はなぜ二人の代名詞になったか』戎光祥選書ソレイユ、2022年河内将芳氏の「秀吉生母大政所の病と畿内近国の寺社」、奈良歴史研究会『奈良歴史研究』第93号 2022年6月10日を取り寄せて読んだこ...
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『奈良歴史研究』第93号

河内将芳「秀吉生母大政所の病と畿内近国の寺社」、奈良歴史研究会『奈良歴史研究』第93号 2022年6月10日ISBN番号はあるがバーコードがない雑誌を取り寄せてまで読む気になったのは、河内将芳氏が『朱』第64号 2021年で「秀吉生母大政所...
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『知の光を求めて』(2000)

今道友信『知の光を求めて ーー哲学者の歩んだ道』中央公論新社、2000年再版インペリウムの下の哲学者が何を扱うのか興味があったが、今道友信氏の学問を振り返る伝記のような本を読んでいたら、安倍能成氏から今道友信氏への忠告の話が出てきた。「哲学...
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『哲人たちの人生談義』(2022)

國方栄二『哲人たちの人生談義 ストア哲学をよむ』岩波新書、2022年通勤時間に読むにしては内容が重いのである。それでも読むのは、山本芳久著『アリストテレス『ニコマコス倫理学』』(NHK出版、2022年、kindle版)に幸福の議論があったた...
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久しぶりのドラッカー

P.F.ドラッカー、上田惇生訳『ドラッカー名言集 仕事の哲学 最高の成果をあげる』ダイヤモンド社、2003年仕事に関するドラッカーの名言を上田惇生氏が約200抽出したものであるとあとがきに書いている。実際には183であり通勤時間で気軽に読め...