書籍目録

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2021年10月書籍往来

神無月は兼好のように古都を歩きたい。 それにしても言語の本はある程度力がないと読めないし、力がつけばいらなくなる。残すべき本は難しい。『別冊宝島』が「道具としての英語」を提言したとき、まだ原書購読の講義でペーパーバックを読んでいた時期で、適...
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2021年09月購入図書

秋が早い。秋口は夏の疲れが出るので読書は捗らない。10分も読むと電池が切れるような頭を使ってだましだまし読むのは悲しくなる。同じところを何度も読むのは頭が働かないためである。そんな長月の読書だった。 (購入後記) 現代アートに対する偏見の依...
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2021年09月購入古書

9月は暦の上では秋であるが、実態は夏であった。そのため、秋口は読書の秋にはならなかったのである。今年は違った。9月に入って雨が続き涼しかった。その分、本を手にする時間が増えたのである。 (購入後記) 木田元の本を古書で買う。西洋哲学を否定す...
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2021年09月書籍往来

今月は木田元三昧になった。ずいぶん前に買って本棚の奥に収まっていた本である。この本が気になっていたのである。しかし、読んでもわからないと思っていた。本の位置付けがわかってきたのでブラックボックスには変わりはないが手に取ることにしたのである。...
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2021年08月購入図書

葉月は四半期読書のテーマの更新を予定していたが、読書が思うようにいかず、迷走しているので、姿勢を正すことが求められる。興味の優先順位を付けたいが、無理なようだ。夏の熱暴走のような購入状況である。何のために買うのかと考えれば、そもそも読書は成...
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2021年08月購入古書

葉月、本はどう読むか。読めない本を買わなけば良いのだが、明らかに無理な場合もあれば、読んでみなければ分からないこともある。古書店で実物を手に取って買うのが多少高くても間違いがない。ネットでは活字も分からないし、痛み具合も分からない。 (購入...
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2021年08月書籍往来

葉月は特に本の整理をしなかった。 碩学というのは話が面白い。何かのヒントになるなどと考えても仕方がない。しかし、大正時代は「早熟児をたくさんつくっている時代」(11頁)というのを読めば、次々に疑問が湧いてくるので、下巻を注文した。上巻は桑原...
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2021年07月購入図書

今年も花火がない。10月23日の開催が予定されていたが、6月18日の実行委員会で正式に中止となった。本の片付けを心配する必要がなくなり、寂しい夏になった。一緒に観ていた人がいないという不思議な感覚を覚える時、存在論が身近な問題となる。生活の...
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2021年07月購入古書

コロナ禍で様々なイベントが中止になるなか、オリンピックが開催された記念すべき2021年7月であった。   (購入後記)Twitterで『発想法』に気がつく。 日本語の話から基礎学問とは何か検討したくなって、文法とレトリックを買う。 渡部昇一...
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2021年07月書籍往来

文月はすでに後半戦である。 【思想】海老坂武『戦後思想の模索 森有正、加藤周一を読む』みすず書房、1981年 【知】朝永振一郎『物理学とほ何だろうか 上』岩波新書、1979年 朝永振一郎『物理学とほ何だろうか 下』岩波新書、1979年、19...