読書時間 『英文解釈の着眼点』(2002) 桜井博之『英文読解の着眼点ー言い換えと対比で解く』駿河台文庫、2002年、2015年改訂版第1刷野矢茂樹『論理トレーニング 101題』(産業図書株式会社、2001年)で論理関係は接続関係であると書いてあった。7つの接続関係だけでは少し物足り... 2019.12.14 読書時間
読書時間 『杜牧詩選』(2004) 松浦友久・植木久行編訳『杜牧詩選』岩波文庫、2004年久しぶりに「江南春絶句」「山行」を読む。晩唐の士大夫の詩を読んで楽しくなるのは、知っている漢詩だからということもある。七言絶句は絶品だ。赤壁も七言絶句だが、良さは分からない。 2019.12.13 読書時間
読書時間 『中世都市 鎌倉 遺跡が語る武士の都』(2005) 河野眞知郎『中世都市 鎌倉 遺跡が語る武士の都』講談社学術文庫、2005年「鎌倉の場合、三方をとりまく山の間には、手の指をひろげたように小さな谷(すべて"やつ"と発音する)が切れこんでいて、その一つひとつに「◯◯ケ谷」という地元の慣用名がつ... 2019.12.12 読書時間
読書時間 『雛を包む』(2006)その2 有吉玉青『雛を包む』平凡社、2006年最後に「初釜」というエッセイがある。初釜で毎年同じお軸だと言ったり、同じ茶道具だと愛でたりしてたわいもなく喜ぶ人々が活写される。しかし、そのメンバーの中からが一人欠けた初釜では、年々再々が喜びであること... 2019.12.10 読書時間
読書時間 『論理トレーニング 101題』(2001)をしてみる 野矢茂樹『論理トレーニング 101題』産業図書株式会社、2001年、2014年第41刷書誌情報『論理トレーニング』(1997年)の続編である。教科書に対して問題集というわけである。教科書と違い独習にも配慮して解答が付いている。メモをしていた... 2019.12.07 読書時間
読書時間 『なぜ歴史を学ぶのか』(2019) リン・ハント、長谷川貴彦訳『なぜ歴史を学ぶのか』岩波書店、2019年日経新聞の書評(2019時11月30日)を見て、このテーマの今日的意義を確認するために購入した。E. H. カー、清水幾太郎訳『歴史とは何か』(1962年、2018年第88... 2019.12.05 読書時間
読書時間 『上海』(1942) 殿木圭一『上海』岩波新書、1942年、2019年第3刷2019/11/27 東京堂書店本書の原稿が書店へ渡されたのが1941年12月6日と後書きに書いてあった。米英に宣戦布告する2日前である。「中国の半封建的半植民地的地位からの脱却は、上海... 2019.12.04 読書時間
読書時間 『雛を包む』(2006)で書かれた京都 有吉玉青『雛を包む』平凡社、2006年有吉玉青(たまお)氏のエッセイは母佐和子のことを綴ったものという印象があったが、これは茶席の話が多かった。私はお茶はやらないし、絵画や道具にも目が悪くなってから興味を持てなくなった。それでもページをめく... 2019.12.03 読書時間
読書時間 『ヨーロッパ戦後史 上』(2008)その2 トニー・ジャット、森本醇訳『ヨーロッパ戦後史 上』みすず書房、2008年書誌情報POSTWARA Hgstory of Europe Since 1945by Tony JudtWilliam Heinemann 2005前に読み始めた時か... 2019.12.02 読書時間
読書時間 『古代朝鮮』(2004) 井上秀雄『古代朝鮮』講談社学術文庫、2004年、2012年第14刷書誌情報『古代朝鮮』NHKブックス172として1972年に刊行された。文庫化に当たり解説の鄭早苗大谷大学文学部教授(当時)が校訂した。著者ともに故人。「歴史の研究目的は未来史... 2019.12.01 読書時間
読書時間 『「わかる」とはどういうことか』(2002) 山鳥重『「わかる」とはどういうことか』ちくま新書、2002年山鳥重(あつし)氏がエントロピーを使って説明するところから話は面白くなりました。山鳥重氏は脳の高次機能障害の臨床医なので熱力学の専門家ではありませんが、説明は腑に落ちました。人間が... 2019.11.27 読書時間
読書時間 『きけ わだつみのこえ 日本戰歿學生の手記』(1949) 日本戰歿學生手記編集委員會編『きけ わだつみのこえ 日本戰歿學生の手記』東大協同組合出版部、1949年無言館という戦歿画学生慰霊美術館が上田市にある。二度ほど訪れたことがある。画学生の絵だけでなく、手記や葉書も残されている。日本戦歿学生の手... 2019.11.26 読書時間
読書時間 『本当のような話』(1977) 吉田健一『本当のような話』集英社文庫、1977年第3刷吉田健一の『本当のような話』(集英社、1973年)は寝室の本箱に『書架記』(中央公論社、1973年)と一緒に挿してあって、時々開くようなことをしている。今回は、実家の古い文庫用本箱に挿し... 2019.11.25 読書時間
読書時間 『静寂と沈黙の歴史』(2018) アラン・コルバン、小倉孝誠・中川真知子訳『静寂と沈黙の歴史』藤原書店、2018年書誌情報Alain CORBIN "HISTOIRE DU SILENCE: De la Renaissance à nos jours"Editions Al... 2019.11.22 読書時間
読書時間 『世界史のなかの戦国日本』(2012) 村井章介『世界史のなかの戦国日本』ちくま学芸文庫、2012年第1章扉裏と第6章扉裏の年表で大体の見当をつける。1366年の明の成立から1644年の明の滅亡まである。解説 日本史と世界史とをどうつなげるかーー現在的課題への処方箋 橋本雄近代ヨ... 2019.11.21 読書時間