断片記憶

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錦糸公園で花見をする

錦糸公園で花見をする。もう何年も繰り返してきたイベントだ。季節の変わり目に乾杯する。
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色はあちらからくる

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フリーペーパー 鶴と亀

LE PETIT PARISIENの石川さんに教えてもらったのだが、長野県飯山市のフリーペーパー『鶴と亀』は何もないけとジイさんバアさんの笑顔がなんとも素敵だ。昔のピッカリコニカの婆さんで知られた故増山たづ子さんの写真を思い出した。増山たづ...
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『北岳・甲斐駒と黒部の岩場』(1981)

岡田昇『北岳・甲斐駒と黒部の岩場』山と渓谷社、1981年掃除していたらキャノンフォトサークルの下から出てきた。2002年1月に奥穂高岳で行方不明になった岡田昇氏が見つかったという話は聞いていない。1980年7月から10月にかけて著者が登攀し...
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本の後ろから駒

掃除をしていたら将棋の駒が出てきた。箱は上蓋だけだ。駒袋に入っている駒は彫埋の技法で作られた敬作だった。本所の佐藤敬商店で40年近く前に手に入れたのだった。16日か17日にでも将棋会館に行って椿油を手に入れよう。なんか得した気分だ。
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雑然としたなかに

クローズアップ現代で田原総一朗氏のオフィスが写っていた。机の上の山となった本が印象に残った。司馬遼太郎記念館の書斎も本が積んだままだった。作業中はそれでよい。一区切りつけば片付ければよいからだ。こちらは机がないので、平積みになっていて、なん...
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謹賀新年2015

明けましておめでとうございます。今年も本とともに暮らします。
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色彩の形而上学

2014年12月27日の若松英輔氏の連続講座「叡知の台座 井筒俊彦と近代日本」の第6回は「色彩の形而上学 志村ふくみと井筒俊彦」だった。東京堂書店の6階の東京堂ホールは満席だった。志村ふくみ氏の糸を一箱見せてもらえた。肉眼で見る色は素晴らし...
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「論語塾」

「伊藤仁斎とともに「論語」を読もう」に参加する。第18回2014年11月29日①『論語』雍也篇2②顔淵篇3雍也第六の第十一章で「子謂子夏曰、女為君子儒。無為小人儒。」とある。論語で「儒」はここでしか使われていないが、儒とは何かは子安宣邦先生...
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大氷壁へ挑む 谷川岳・一ノ倉沢

『大氷壁へ挑む 谷川岳・一ノ倉沢』NHKエンタープライズ、2011年谷川岳一ノ倉沢滝沢第三スラブに挑戦する廣川健太郎さんがかっこいい。マッターホルン北壁で足の指3本を切る凍傷にかかってから、1年で驚異的な回復だった。2010年2月14日の登...
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黒部川上の廊下・赤木沢

『アドバンス山岳ガイド 黒部川上の廊下・赤木沢 沢登りの最高峰を志水哲也が案内する』山と渓谷社、2010年黒部川下の廊下の番組をBSで見て、暫く振りに見てみた。写真家というよりは登山家の志水哲也さんが、上の廊下を案内する。黒部の第一人者とし...
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『黒部』(2002)

志水哲也氏の黒部の写真集。幻の滝といわれる黒部大滝よりS字峡や十字峡の方が見ていて楽しい。水越武氏が「『黒部』に寄せて」のなかで、黒部大滝の撮影で志水氏の力を借りたのが始めての出会いと語る。黒部の写真集について、以下の3冊をあげた上で、期待...
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信濃路に名を尽くしてや鮭の皮

平安の昔より、鮭の産地として名高かった信濃川・千曲川は、1935年代のダム建設で信濃川の鮭の遡上・降下が絶たれてしまった。2010年に上田で鮭の遡上が確認された。稚魚の放流の成果である。NPO法人 新潟水辺の会昔、鮭で名高かった信濃川の川辺...
シガモノ

道心有る人は国の宝

2014年11月の染筆カレンダーは叡山学院院長 堀澤祖門 師でした。「道心有る人は国の宝」大意自分を犠牲にしてでも他を救おうとする求めて已まぬ求道心こそ現代の真の宝。道心あるひとに衣食あり。菩薩の大慈悲に浴す修行者が、独りでも多くなって欲し...
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『神馬』(2014)

上野敏彦『神馬』(新宿書房、2014年)居酒屋も本になる時代なのだ。井波律子氏がカバーそでに文を寄せている。井波氏が西陣育ちとは知らなかった。中国文学の本の読者であったけれど、そういえばエッセーなど井波氏のものは読むことはなかった。神馬(し...