断片記憶 悠久堂で図録を買う 夕方、打合せの前に神保町へ寄る。10月22日の京都史話で藤原道長の経筒の願文と御堂関白記の金峯山参詣の箇所を読んだ。朧谷壽氏と天野太郎氏の『藤原道長の金峯山参詣』をいただいたので、宮川禎一氏の「藤原道長の金峯山参詣」の気になる点を確認するた... 2014.10.23 断片記憶書籍目録
断片記憶 新しい図書館 東洋大学大手町サテライトで公開特別講義『連続トーク』10/20(月)1730~1830 南 学氏「新時代の図書館は何を生み出すか」を聴く。PPPスクールの教授のお話で公共空間の利用の新しい試みについてだった。地域経営の観点から質問した。また... 2014.10.21 断片記憶
断片記憶 能楽カレンダー2015 2015年の金春流能楽カレンダーを矢来能楽堂で土曜日に買った。去年は制作が間に合わなかったので定例能のとき買えなかった。その分、比叡山延暦寺で『一隅を照らそう』染筆カレンダーを買うことになった。今年は故酒井大阿闍梨の9月の「不惜身命」がよか... 2014.10.20 断片記憶
断片記憶 曖昧な記憶 倉田喜弘編『江戸の端唄集』(岩波文庫、2014年)『江戸の端唄集』をパラパラめくっていたら、十日戎の唄があって、福笹(吉兆)に付けた縁起物があげられていた。記憶とは曖昧なもので、どのようなものが昔はあって、今は何がというのがはっきりしない。... 2014.10.19 断片記憶
断片記憶 金春円満井会(2014年10月) 金春円満井会定例能があったので久し振りに矢来能楽堂へ行った。何時も昼飯をどうするかで悩む。12時半開演のため、早めに済ます必要がある。そのための適当な食事処が思い浮かばないので、コーヒー屋でサンドを食べたり、コロッケをテイクアウトしたりして... 2014.10.18 断片記憶
断片記憶 辞書をつくる 今野真二『辞書からみた日本語の歴史』(ちくま プリマー新書、2014年)ニュース等で知らない言葉がでてくると、Evernoteにメモして、後でインタネット等で調べたりする。自分にとって必要なら、Evernoteに書き加えるが、見出し項目のま... 2014.10.16 断片記憶
断片記憶 自分の用語集 今野真二『辞書からみた日本語の歴史』(ちくま プリマー新書、2014年)文章を書くときに自分の使う用語集があると便利だと思う。「信条」という言葉を使う場合に、「自分の信条」とは何かと自問して書き留めておく。「美」について、自分は工業製品の硬... 2014.10.15 断片記憶
断片記憶 読書と辞書 読書において辞書の役割はなんだろうか?知らない言葉がでてきて、すぐに辞書を引くことを繰り返していくと、読書が止まってしまう。知らない言葉が続くのを放置していくと文章の意味が取れなくなる。私は辞書を引かなければ意味の取れない本は読む時期に来て... 2014.10.14 断片記憶
断片記憶 『日本百低山―標高1500メートル以下の名山100プラス1 』(2009) 小林泰彦『日本百低山―標高1500メートル以下の名山100プラス1 』(文春文庫、2009年)「山と渓谷」に連載されていたものが元になっている。標高1,500メートル以下の名山として京都府からは比叡山と愛宕山が取り上げられている。愛宕神社に... 2014.10.13 断片記憶
断片記憶 『あんこの本』(2010) 姜尚美『あんこの本』(京阪神Lマガジン、2010年)あんこが苦手な著者が松寿軒のあんころ餅で目覚めて、あんこの本を書いてしまった。39軒の写真を見ているだけで楽しくなる本だ。松寿軒のあんころ餅は土用の入りの日に作られる。亀末廣の大納言は11... 2014.10.12 断片記憶
断片記憶 読むということ 南直哉『『正法眼蔵』を読む』(講談社選書メチエ、2008年)読むということに関して、著者は次のように言っている。「「内容」は読者の頭の中、その読みという行為の中に生成される。そこにしかない」。当たり前のことだが、しばらく、「読むこと」を考え... 2014.10.11 断片記憶
シガモノ 一片月生海 2014年10月の染筆カレンダーは、滋賀院門跡 門主 井深観譲 師であった。「一片月生海」(いっぺんのつきうみにしょうず)(大意)ただ一つの月ではあるが、海の上に上がると、この月の美しさに大勢の人が只、見とれてしまう。花や月の美しさに見とれ... 2014.10.08 シガモノ断片記憶
断片記憶 裾野が支える 裾野は大切だと思う。新丹那トンネルを出て、富士山が東南の裾野をひろげているのが見える。雪でもあれば大きく見える。そのうち愛鷹山に隠れた富士山の頂上部が愛鷹山と並ぶように見えるがどおってことのない山に見える。それが、南西に裾野を広げ始めると我... 2014.10.04 断片記憶
断片記憶 大阪までよういかん。 「大阪で生まれた女」という曲があって、カラオケでよく歌ったが、大阪の人が東京へはよういかんという気持ちがよくわからなかった。しかし、京都の人と話していると、東京どころか大阪までよういかんといっている。何もわざわざ大阪へいかんと京都で済むこと... 2014.10.03 断片記憶
断片記憶 「うたげ」の語源 「うたげ」の語源が「うちあぐ」にあるという。「打ち上ぐ」は一つのものごとが、完結・終了して、上がりの状態になることだ。この区切りをつける「打ち上げ」のことを京都では「足洗い」と称する(上野誠『万葉びとの宴』講談社現代新書、2014年)。「足... 2014.10.02 断片記憶