断片記憶

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大岡信氏逝く

大岡信『朝日評伝選4 岡倉天心』朝日新聞社、1975年 大岡信氏が亡くなった(2017年4月5日)。 事務所へ行き本を探そうと書棚を見たが、目的とは違う本に目が止まった。岡倉天心について書いた本である。大岡信は美術史家でもないし、思想家でも...
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『発想法 創造性開発のために』(1967年)

川喜田二郎『発想法』中公新書、1967年、1979年第47刷 『発想法』(1967年)を読み直す機会があった。大学を出てから買った本である。これをAction for Readingで読むという会だった。いったい何十年振りに読み返す本である...
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分からないこと

話したいとこがあると呼び出されたら、事務所を辞めるという話だった。2000年からの付き合いだが、最近は脚を痛めたらしく、お誘いがなかった。飲み屋で何度かすれ違っていたらしい。肩の荷を下ろしたように酒が進む。 マニュアルは扱い方次第で人を苦し...
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『武田氏滅亡』(2017)

平山優著『武田氏滅亡』(角川選書、2017年)を買う。750ページと分厚い本にブックカバーつけてもらう。さて、しばらくはバックがパンパンになるな。 平山優氏の本がだいぶ増えたなと思う。長篠の闘いから、天正壬午の乱まで読んできた。あとがきにあ...
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部立は踏襲されたのか。

新古今和歌集も20巻よりなる。 佐々木信綱によると新古今和歌集の部立は12で、佐伯梅友によると古今和歌集の部立は10であった。二人の数え方が異なるが、四季と恋で11巻は同じ数である。津田左右吉に平安貴族は恋ばかり歌っているといわれてもしかた...
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古今和歌集の夏歌の巻

『古今和歌集』の夏歌の巻を読んだ。私も春歌 上下と読んで、立春に始まり、霞や雪、若菜、梅と鶯、桜、山吹、藤など季節が歌により進んでいくことが感じられ、配置を楽しんだ後だったので、そのまま夏歌に入っていけた。 夏歌 34首を見ると、山郭公(や...
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春はspringか

平安朝の歌集の四季の部立は春から始まる。1年が立春より始まるからである。しかし、在原元方の有名な歌にあるように暦とずれることもあった。 春は旧暦の暦月の正月から3月である。 二十四節気では立春から立夏の前日までが春である。暦月の正月と節月の...
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2017年元旦

新年おめでとうございます。 2017年の干支は酉です。 北野天満宮では12月13日の事始めより楼門に絵馬を掲げています。 今年も日展評議員の三輪晃久画伯の絵です。
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コンビニの鏡餅

鏡餅の話は去年餅を供えるに書いた。29日は避けるので28日になった。 この話には続きがあって餅を供えるの続き『オコナイ』(2008)を書いたのだった。三方を買うことはいつも忘れるので、今年はコンビニので済ますことにした。 クマのプーさんの鏡...
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Transcend

MacBook AirのSSDの容量がさびしくなったので、旅行先であったが、SSDをJetDriveに交換した。容量は増えたが、起動が少し遅くなった。これで、iPhoneのバックアップをして、契約の更新をしよう。