松のみどり

断片記憶

川端康成『古都』新潮文庫、1968年、2008年第94刷

文庫本のカバーがケルスティン・ティ二・ミウラだった。単行本では東山魁夷の「冬の花」が口絵だとあとがきに書いてあった。新聞連載時の挿絵は小磯良平だ。そういう本もあればいいと思う。

「松のみどり」の章は時代祭の時に秀男が見ていた御所の黒松からきているようだ。紫野源水の「松の翠」を思い出して、久し振りに北大路新町下ルにある店に行きたくなった。

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