宗像大社と自然観

断片記憶

白洲晋哉氏が「目の眼9月号」に宗像大社の中津宮のある大島のことを書いていた。

「残念なのは、テトラポットとコンクリートに固められた海岸と、電線が張り巡らされた景観である。ここに限ったことではないが、せっかくの参拝が興醒めである。神の居場所というのは、風景の中にとけ込んでこそである。特に我が国の神殿は、社殿以上に自然景観があって成立することを、もっと意識すべきである」。

テトラポットとかコンクリート護岸工事の時期が知りたくなったのは言うまでもない。もしかしたら最近のことなのかもしれない。神社の起源を考える本にもあったが、神殿すらもたなかった自然への日本人の意識が経済優先で変質したのはそう遠い昔のことではない。

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