週刊新潮の「とっておき私の奈良」三瀬夏之介氏の1回目は「秋篠寺」だった。奈良出身の日本画家の三瀬氏は参道の苔がお気に入りだ。スケッチする写真が様になっている。雑木林を抜けると突然、大元堂と本堂が現れる。国宝の本堂が開けたところにぽつんとあるという感じだ。往時の面影はない。堀辰雄の旅行記による伎芸天が有名になった。
小さな大元堂が年に一度公開される6月6日に大元師明王立像の開扉を見に行ったことがある。蛇の絡まる力強いお姿を目にすることかできた。
プラス1は「神功皇后陵」だった。この五社神古墳は2008年に目視調査が行われているが、発掘調査が許可されないので被葬者が確定しない。
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