Goinkyodo

書籍目録

2022年02月購入図書(その4)

如月の午後の時間を過ごすのに、本しか思い浮かばないのでは困る。(購入後記)2022年2月12日の日経新聞朝刊の読書欄で上野誠氏が取り上げた猪木武徳氏の『経済学に何ができるか』(中公新書、2012年)はkindle版があるので、無料サンプルで...
断片記憶

本を片付けながら

気がつけば、本を読んでいる。それだけではない。開いた本に紹介されていて気になる本があれば、もう注文している。週刊新潮は、JR東海のコマーシャルを読むだけのために買っている。dマガジンでは載せていないので紙のものを買うしかない。これが溜まって...
読書時間

『知の編集工学』(2001)

松岡正剛『知の編集工学 情報は、ひとりでいられない』朝日文庫、2001年、2019年第6刷書誌情報1996年に朝日新聞社で刊行したものを文庫化した。山口昌男氏が解説している。少し古くなったが、松岡正剛氏の方法論なので、ここで確認しておきたい...
書籍目録

2022年02月購入図書(その3)

如月に入って雪が降る気圧配置ができやすくなった。春が近づいている。(購入後記)飛田努著『経営管理システムをデザインする (牧誠財団研究叢書 14)』(中央経済社、2021年)で松岡正剛氏の『知の編集工学』(朝日新聞社、1996年)が最初に触...
書籍目録

2022年02月購入図書(その2)

如月は寒い。歳をとったのか特に寒く感じる。(購入後記)デザインという言葉に弱い。MCSは大企業だけのものではない。本書は学術書なので、値段が高いのは仕方ないが、知り合いで欲しがる人がいないだろうから、読み終わったら処分するにしても流通しない...
古都を旅する

博多長浜ラーメンみよし

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」料理人・飲食店プロデューサー稲田俊輔氏の4回目は「博多長浜ラーメンみよし」でした。三条木屋町下ルにある長い暖簾が目印の店です。長浜ラーメンといってますが、京都人の味に合わせた濃い味のスープで、クセ...
四都手帖

四都手帖2022年3月【編集中】

2022年3月の私的な愉しみと記憶三月弥生は春である。雛祭りに因んだ行事も中止になるのだろうか。まん延防止等重点措置はこれを書いているとは延長をすること言われていた。【古都】根来 NEGORO 細見美術館 2022年2月10日(木)〜4月1...
東都手帖

東都手帖2022年3月【編集中】

2022年3月東都散歩のための私的な愉しみと記憶春は三月弥生という響きの良い名前から始まる。コロナはまん延防止等重点措置がこれを書いている時は延長になる見込みとなっていた。よって、外出は制限せざるを得ないのが残念だ。北条氏展ver1 伊豆か...
読書時間

『仏典はどう漢訳されたのか』(2013)

船山徹『仏典はどう漢訳されたのか スートラが経典になるとき』岩波書店、2013年書誌情報「本書は、筆者がこれまでに発表してきた論文や概説を基に、漢訳仏典の特徴をさまざまな視点から整理した概説である。漢訳の特徴に興味を抱く一般読者、学生、その...
書籍目録

2022年02月購入図書

如月になって、都度書くことを継続するかどうするか。悩んでいる暇はないので取り敢えず書いておく。今月は課題本が溜まっているのと、外部倉庫発送のための選書も10箱分あるので、新たな本を読んでいる時間がないのである。(購入後記)2022年の選書リ...
読書時間

安藤礼二『空海』(『群像』2021年07月号)

第2章「虚空」1 虚空蔵「なぜ、室戸の岬であり、虚空蔵菩薩であったのか。それを理解するために、まずは室戸の岬を実際に訪れてみなければならない」。室戸岬に行くことを死ぬまでにしたいことの101に入れることにする。室戸岬の描写は地球物理学的であ...
読書時間

『精神と自然』(2022)その2

グレゴリー・ベイトソン、佐藤良明訳『精神と自然 生きた世界の認識論』岩波文庫、2022年Iーイントロダクション読んでいて、文法の話が出てきた。意味がよくわからなかった文章があった。ある意味でそういう文章だらけであるが。「みなさんも学校で、名...
読書時間

『平安京の下級官人』(2022)

倉本一宏『平安京の下級官人』講談社現代新書、2022年通勤時間に読む気楽な本である。例によって一次資料だけで論じる方針が書いてあった。もっとも、史料は上級貴族が書いたものしか残らないので、貴族から見た下級官人の振る舞いということで、バイアス...
古都を旅する

ピッグ&ホイッスル

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」料理人・飲食店プロデューサー稲田俊輔氏の3回目は「ピッグ&ホイッスル」でした。三条川端東入ルのSHOBIビル2Fのブリティッシュパブです。稲田俊輔氏が京大生時代にバイトしていたとか。プラス1は「檀...
読書時間

安藤礼二『空海』(『群像』2021年04月号)

安藤礼二『空海』(『群像』2021年04月号)第1章「仮名」1 仮名ここでは、『三教論』が扱われる。空海の『三教論』は『三教指帰(さんごうしいき)』と『聾瞽指帰(ろうこしいき)』が知られる。以前に読んだのは『聾瞽指帰』だったのかも知れないが...