書籍目録 暮れの京都 暮れの京都の店が閉まっているなかで、古本屋を覗いて歩いた。三条河原町のキクオ書店へ寄って目に付いた本を買う。眼鏡が合わないので欲しい本を探せない。2冊買ってホテルで読む。坂村健『新版電脳都市』岩波書店、1987年魚澄惣五郎『京都史話』西田書... 2014.12.29 書籍目録
読書時間 『源氏物語の色ーーいろなきものの世界へ』(2014) 色について伊原昭(いはら あき)ほどの人を他に知らない。彼女が志村ふくみと通じるものがあると書いていることは重要なことだ。「出版に際し、永年の友とあえていわせていただくことをお許し願いたい、志村ふくみ氏〔重要無形文化財保持者〕の溢れる織物に... 2014.12.28 読書時間
断片記憶 色彩の形而上学 2014年12月27日の若松英輔氏の連続講座「叡知の台座 井筒俊彦と近代日本」の第6回は「色彩の形而上学 志村ふくみと井筒俊彦」だった。東京堂書店の6階の東京堂ホールは満席だった。志村ふくみ氏の糸を一箱見せてもらえた。肉眼で見る色は素晴らし... 2014.12.27 断片記憶
読書時間 『近世思想家文集』(1966) かつて、家永三郎が岩波書店の日本古典文學大系の『近世思想家文集』の解説に「近世思想界概観」として「かつて中江兆民は「我日本古より今に至る迄哲学無し」と言った。今日、諸大学には西洋哲学史・中国哲学史・インド哲学史といった講座が設けられているが... 2014.12.26 読書時間
読書時間 『儒学殺人事件』(2014) 小川和也『儒学殺人事件 堀田正俊と徳川綱吉』講談社、2014年徳川綱吉を明君だとか、見直される風潮が教科書にも及んでいる。BSでも歴史学者の司会者がそのことに言及していた。しかし、そのことが笑止であることは『儒学殺人事件』を読めばよく分かる... 2014.12.22 読書時間
読書時間 『江戸の読書会』(2012) 前田勉『江戸の読書会』平凡社選書、2012年学習方法にも歴史がある。江戸の読書会がその一つである。儒学を学習するため、素読、講釈のあとに会読が行われたことを我々は知らない。明治時代に会読の伝統は失われ、我々が共同研究する方法が江戸の読書会と... 2014.12.21 読書時間
ひととき 63 「ロレンスの瞳」千宗室 ひととき 2015年1月号の千宗室さんの京都の路地まわり道は「ロレンスの瞳」だった。四条河原町の裏手にあった京都パレスで観た「アラビアのロレンス」の話だった。「侘びとか寂びについて考えるとき。私の心はこの映画に向かうことがある」という。もう... 2014.12.20 ひととき
読書時間 『親鸞「四つの謎」を解く』(2014) 梅原猛『親鸞「四つの謎」を解く』新潮社、2014年著書の発売記念で12月13日に久しぶりに著者の講演を聴けることになった。それまでには読んでおきたい。講演を聴くために読む本が溜まるのは、並行して本を読むからで、この習慣を変えないと図書館から... 2014.12.02 読書時間
書籍目録 2014年11月購入書籍(テーマ別) 2014年11月購入書籍(テーマ別)【思想】一海知義『論語語論』藤原書店、2005年岡本彰夫『日本人だけが知っている 神様にほめられる生き方』幻冬社、2013年第2刷金谷治訳注『論語』岩波文庫、1963年、2014年改訳第26刷子安宣邦『思... 2014.12.01 書籍目録
読書時間 『幻の、京都』(2014) 西川照子『幻の、京都 隠れた歴史の淵源を訪ねる』光村推古書院、2014年梅原猛の『京都発見』の取材をともにした著者は、20年近く前のことをよく思い出して書いている。書かなけれならないエピソードが残っていたのだ。そして、僕は幸せな気分で本に付... 2014.11.30 読書時間
断片記憶 「論語塾」 「伊藤仁斎とともに「論語」を読もう」に参加する。第18回2014年11月29日①『論語』雍也篇2②顔淵篇3雍也第六の第十一章で「子謂子夏曰、女為君子儒。無為小人儒。」とある。論語で「儒」はここでしか使われていないが、儒とは何かは子安宣邦先生... 2014.11.29 断片記憶
読書時間 『堀河天皇吟抄』(2014) 朧谷壽『堀河天皇吟抄』ミネルヴア書房、2014年著者より頂戴する。堀河天皇は嘉承2年(1107年)に崩御され、平成19年(2007年)に900年遠忌を迎えた。遠忌の慣例により天皇陛下へ著者が御進講したものを本としたものだ。読み下し文は現代仮... 2014.11.28 読書時間
書籍目録 2014年11月購入古書 2014年11月購入古書【京都】駒敏郎, 森谷尅久, 村井康彦『史料 京都見聞記 第一巻 紀行Ⅰ』宝藏館、1991年駒敏郎, 森谷尅久, 村井康彦『史料 京都見聞記 第二巻 紀行Ⅱ』宝藏館、1991年駒敏郎, 森谷尅久, 村井康彦『史料 京... 2014.11.23 書籍目録
ひととき 62「カズちゃんと自転車」千宗室 ひととき 2014年12月号の千宗室さんの京都の路地まわり道は「カズちゃんと自転車」だった。どうしたんだろう家元がまた店屋のことを書いている。名前は出せないけど、鮨屋さんに対して潔いと言っているのだ。鴨川の近くで6人で一杯の店だという。 2014.11.22 ひととき
断片記憶 大氷壁へ挑む 谷川岳・一ノ倉沢 『大氷壁へ挑む 谷川岳・一ノ倉沢』NHKエンタープライズ、2011年谷川岳一ノ倉沢滝沢第三スラブに挑戦する廣川健太郎さんがかっこいい。マッターホルン北壁で足の指3本を切る凍傷にかかってから、1年で驚異的な回復だった。2010年2月14日の登... 2014.11.19 断片記憶視聴時間