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読書時間

『呉越春秋 湖底の城 第六巻』(2015)

『呉越春秋 湖底の城 第六巻』(2015)宮城谷昌光『呉越春秋 湖底の城 第六巻』(講談社、2015年)仕事に関係した雑誌、Webや推薦図書を読むのに疲れたときに、宮城谷昌光氏の本などを本屋で見つけると、早速買って帰り楽しんで読む。それで満...
断片記憶

『レコードと暮らし』(2015)

田口史人『レコードと暮らし』(夏葉社、2015年)夏葉社の最新刊を善行堂で手に入れたので読んでいる。高円寺「円盤」の店主の田口史人氏がレコードについて書いた冊子等をまとめたものだ。ビールの時代は朝日ソノラマ(1959 〜79)のソノシートが...
古都を旅する

内宮

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」作家の嵐山光三郎氏の1回目は「内宮」だった。御正宮の石段を背に立つ嵐山氏の晴れがましいお顔が素敵だ。式年遷宮の後はまだお参りしてないので見てみたい。プラス1は伊勢うどんの「つたや」だった。コシのない極太麺は好...
断片記憶

『小説吾妻橋』(1957)

善行堂で永井荷風の短編集を買った。山本店主から日記である『断腸亭日乗』を勧められた。岩波の7巻本だった。Kindle版のを持っていたが、置く場所があれば欲しいくらいお買得な値段だった。全集ものの相場が下がっているという。短編集『小説吾妻橋』...
断片記憶

昨日の客

不意に現れた男は、ビールを頼んだけで立て掛けたメニーを開こうともしなかった。オススメを書いた紙が灰皿の上に載せてあった。それをチラリと見ていたようだ。相方がビールとお通しを運んでいった。男はお通しを尋ねた。あの気の利かない子は厨房まで聞きに...
読書時間

『将棋一代』(1976)

木村義雄『将棋一代』講談社、1976年本書は3部から成り立っている。『私の三十五年』1939年『将棋一代<私の五十年>』1952年その後のエッセイ木村義雄は東京の下町の下駄職人の次男に生まれたが、早く長男が亡くなったので長男として一家の輿望...
古都を旅する

京都三条会商店街

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の江上剛氏の4回目は「京都三条会商店街」だった。堀川通と千本通の間の三条通の全長800mのアーケードを走るの江上剛氏の写真がカッコいい。かつてアテネ五輪女子マラソンの金メダリストの野口みずき選手が走ってい...
古都を旅する

平安神宮

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の江上剛氏の3回目は「平安神宮」だった。京都マラソンで大きな鳥居が見えたのでゴールかと思ったら今宮神社だったというくらいの市民ランナーなんですね。ゴールはもちろん平安神宮。今宮からだと結構あるなあ。プラス...
書籍目録

2015年08月購入古書

2015年08月購入古書先月に続き1冊であった。来月に反動が出なければと思う。【IT】日本工学アカデミー、日本学術会議編『2010年コンテンツ産業に必要な8つの要件―d‐commerce宣言』アスキー、2004年
書籍目録

2015年08月購入図書

2015年08月購入図書一年近くに続けてみたが、効果があったのだろうか。フローだけ追ってみても、在庫を含めた一元管理をしないと意味がないのは言うまでもない。このリストも既に手元に置いていないものが含まれているので、処分にはそのままでは役に立...
古都を旅する

貴船の川床

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の江上剛氏の2回目は「貴船の川床」だった。ひろ文で御夫婦で涼んでいる写真がいい。子供の頃、父親に連れられて貴船に来たのが思い出だという。プラス1は「貴船神社」だった。夏はただでさえ狭い道が、川床のため激混...
ひととき

71 「ススキの原っぱ」千宗室

ひととき 2015年9月号の千宗室さんの京都の路地まわり道は「ススキの原っぱ」というタイトルだった。K野といってらっしゃるが、木野のことであろう。岩倉の一部だ。とにかく、ススキが原は人をナイーブにさせる何かがあるのだろう。
古都を旅する

京都文化博物館別館

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の江上剛氏の1回目は「京都文化博物館別館」だった。辰野金吾と弟子の長野宇平治設計の赤煉瓦に白い花崗岩のラインが目立つ旧日本銀行京都支店である。元第一勧業銀行マンの江上剛氏に相応しい場所だと思う。京都文化博...
ひととき

70「蝉時雨」千宗室

ひととき 2015年8月号の千宗室さんの京都の路地まわり道は「蝉時雨」というタイトルだった。自転車で広沢の池から山間に向い畑を抜けた先の竹林から蝉時雨が降ってきた。陽射しが痛い日のことだ。自転車できたのが間違いだった。家元の家から十数キロく...
古都を旅する

大神神社

週刊新潮の「とっておき私の奈良」精神科医の名越康文氏の4回目は「大神神社」だった。拝殿の奥に進み「三ツ鳥居」から三輪山を拝する話が羨ましい。写真は夏越の祓で、三ツ鳥居を模した茅の輪くぐりだ。プラス1は「大美和の杜展望台」だった。三輪山を狭井...