Goinkyodo

読書時間

『奔馬』(1977)を蟬時雨の中で読む

三島由紀夫『奔馬 豊饒の海・第二巻』新潮文庫、1977年、2013年第63刷週刊新潮の「とっておき私の奈良」の三輪太郎氏の1回に大神神社の摂社の率川神社の三枝祭が出てくる。三島由紀夫が書いた率川神社の三枝祭を読むために大垣書店で文庫本を買っ...
ひととき

82 「祭の夜」千宗室

ひととき 2016年08月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「祭の夜」というタイトルだった。家元が自転車で神社の夜祭へいった時の話だった。鳥居を夜店の明かりが照らしていた夕方だった。綿菓子やベツコウ飴、おもちゃ屋、射的...
視聴時間

『父親たちの星条旗』(2006)

クリント・イーストウッド監督『父親たちの星条旗』ワーナー・ホーム・ビデオ、2006年硫黄島を米国側から見た映画は、米国らしく英雄達を使った戦時国債のキャンペーンの内幕を描くものだった。戦死者遺族を中傷した者へ品がないとして批判するのが米国社...
視聴時間

イザイホウ(1966)

海燕社(イザイホウ事務局)1966年ドキュメンタリー49分間 白黒1978年沖縄久高島の最期のイザイホウはYouTubeで見たことがある。1部と2部に分かれている。東京シネマ社の1979年の作品だ。「沖縄 久高島のイザイホーー第1部ー」「沖...
古都を旅する

率川神社

週刊新潮の「とっておき私の奈良」文芸評論家の三輪太郎氏の1回目は「率川神社」だった。率川神社(いさがわじんじゃ)は大神神社の摂社である。6月17日にゆりまつりの三枝祭(さいくさのまつり)がある。森孝雄名義で三輪太郎氏は『『豊饒の海』あるいは...
断片記憶

奈良の遊び場の記憶

田中一光『田中一光自伝 われらデザインの時代』白水社、2004年自分の人生を語ることは幸せなことだ。1930年奈良市に生まれた田中一光の遊び場は興福寺の三重塔や北円堂で囲いはまだなかったという。このデザイナーは終戦の翌年京都の美術学校の図案...
断片記憶

駒場和男氏の遺稿

先月号で詳細は8月号とあったが、時間がなかったようだ。詰パラ2016年8月号の全詰連の頁で柳田明氏が「駒場和男氏ご逝去」を書いていた。その中で「実は未発表の中編100題でもう一冊出す希望があったようで、今回未整理の遺稿が発見された」と報告さ...
書籍目録

2016年07月購入図書

2016年07月購入図書(購入後記)LE PETIT PARISIENへ山口椿氏が京都から出張って来られたので、サインをおねだりするために本を用意した。石川さんがそんな気を使うとは思えないしなあ。本を片付けるたびに、本の評価を早くすべきだと...
読書時間

『現代語訳 神皇正統記』(2015)

今谷明『現代語訳 神皇正統記』KADOKAWA、2015年1.統一北畠親房の『神皇正統記』の現代語訳である。『神皇正統記』は(南朝の後村上天皇のために書いたという説もあるが、誰のために書いたのかは定説をみていないと今谷明氏はいう。)南朝の正...
古都を旅する

ミキモト真珠島

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」ノンフィクション作家の梯久美子(かけはしくみこ)氏の4回目は「ミキモト真珠島」だった。海女さん達の横でタモ網持ってご機嫌に写っている。アコヤ貝より大きいマベ貝のマベ真珠は見たような見なかったような気がする。も...
四都手帖

四都手帖2016年9月【編集中】

2016年9月の私的な愉しみと記憶岸和田はだんじり祭で有名だ。地車(だんじり)は太鼓と笛と鐘の音が耳についたら離れなくなる。【古都】非公開文化財特別公開 〜9月30日藤田家住宅(西陣の元帯屋)上賀茂神社 本殿、権殿、庁屋(平成27年式年遷宮...
断片記憶

読書は小さな冒険

本は読まなくても感じることができる。読んだ後の本はどうするのか。買った本は保管するスペースがいる。図書館から借りた本は返す必要がある。電子書籍であれば、スペースを考える必要がないが、感じることができない。シェアリングエコノミー、買うより借り...
読書時間

『平田篤胤』(2016)

吉田麻子『平田篤胤 交響する死者・生者・神々』平凡社新書、2016年ふと手にしてあとがきを見ると、宮地正人『歴史のなかの『夜明け前』ーー平田国学の幕末維新』(吉川弘文館、2015年)のことや、渡辺京二氏のことなどが触れられていた。新書なので...
読書時間

『古代の日本と東アジアの新研究』(2015)

上田正昭『古代の日本と東アジアの新研究』藤原書店、2015年著者の最期の論考である。出版時に見落としていたので、今頃手に入れた。もっとも、著者の本は箱に入っていて探せなくなっていたので、まだ、買っていなかったことが幸いしたとも言える。上田正...
読書時間

『南朝研究の最前線』(2016)

呉座勇一編『南朝研究の最前線』洋泉社、2016年呉座勇一氏のtwitterアカウントの写真が『南朝研究の最前線』になっていたので、気になっていたが、本の片付けまでは買わないつもりだった。あっさり本の片付けが済んだので、翌日に買ってきた。しか...
読書時間

『古代史研究七十年の背景』(2016)

上田正昭『古代史研究七十年の背景』藤原書店、2016年上田正昭氏が亡くなって読み返そうと思った本が片付けしていても出てこなかった。上田正昭氏は『古代の日本と東アジアの新研究』(2015)が遺作と思っていたら、同じく藤原書店から書き下ろし遺作...
古都を旅する

瀧原宮

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」ノンフィクション作家の梯久美子(かけはしくみこ)氏の3回目は「瀧原宮(たきはらのみや)」だった。今回は内宮の別宮のうち遥宮(とおのみや)と呼ばれるところである。伊勢原市から南西へ乗換え含め1時間の鉄道の旅であ...
断片記憶

ココロの休業中

花火大会へ向けて片付けに集中するので、ココログをしばらく休むことにした。そう思うとココロも軽くなって、ココロも休むことがあるのだろうかと考えたりする。昨日は若者2人と本を片付けながら、いったい、いつまでこんなことをやっているのかと思って少し...
旅の時間

宵山

山口椿先生を囲んでの懇親会をらん亭でしたので、寝るのが2時近くになった。うとうとしているうちに京都に着いて、ふたば書房京都駅八条口店で月刊京都を買い、京都新聞を買うなどして、京都市美術館へ「ダリ展」を観に行く。ダリの多才さを堪能して、ピンバ...
散歩時間

山口椿氏の筆さばき

LE PETIT PARISIENでの山口椿氏のトークイベントへ参加する。2夜あって、永井荷風とレオナール・藤田との交流の話が中心だったが、話の後に肌絵をお書きになる。面相筆の使い方が素晴らしく、指を使った暈しもあって艶かしい夜だった。