三国志の時代の文物は少ないという話だった。まあ、それでも出かけていったのは、2008年に発掘された曹操高陵の副葬品が見られるからであった。ガラス越しだったので写真はうまく撮れなかった。
「魏武王常所用挌虎大戟」と彫られた石牌は意外に小さかった。石の枕は出展されてないのが残念だった。曹操は頭痛持ちだったのだ。
本館で「奈良大和四寺のみほとけ」を観る。安倍文殊院からは、快慶作の文殊菩薩像像内納入品の展示(国宝の経典)がされていた。菩薩像のお出ましはなかったので、安倍文殊院へは行かなくではなるまいと思った。
東京国立博物館、九州国立博物館他編『日中文化交流協定締結40周年記念 特別展「三国志」』美術出版社、2019年第2版第1刷
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