書籍目録 2022年10月購入図書 神無月の購入は日本橋の丸善ジュンク堂書店だった。(購入後記)勝俣鎮夫氏の本を読んで中世人の世界観が気になったところで、三枝暁子氏が西京(にしのきょう)の神人(じにん)の話を書いていたので手にした。「神人とは、中世の商工業者の身分呼称であり、... 2022.10.06 書籍目録
読書時間 『中世社会の基層をさぐる』(2011)その2 勝俣鎭夫『中世社会の基層をさぐる』山川出版社、2011年本論文のメインはなんといっても「中世の家と住宅検断」である。勝俣鎭夫氏が『中世の罪と罰』(東京大学出版会、1983年、のち、講談社学術文庫、2019年)で「家を焼く」を書いて批判された... 2022.10.05 読書時間
旅の時間 京都モーニング事情 マエダコーヒー本店でスペシャルモーニングにした。久々に京都モーニングである。いつのまにかガラスの喫煙室ができていた。以前は席で分煙していて奥が禁煙だった。だいぶ来ていないことになる。普段はシリアルで済ましているので、ベーコンエッグも朝の食べ... 2022.10.04 旅の時間
旅の時間 淡路島を訪ねる 兵庫県に属する淡路島は淡路市、洲本市、南淡路市からなる。とくに北西海岸をパソナグループが開発しているので、視察とあいなった。JR明石駅から海に向かって歩く。海の香りがすると相方がいう。ジェノバラインのフェリーで岩屋港へ出船する。明石港を出る... 2022.10.03 旅の時間
旅の時間 温習會2022を観る 去年に引き続いての八坂倶楽部の2階での温習會を観た。相方と待合せして、窓口預けのチケットを受取り、チケットの半券に名前と連絡先を書く。チケットと同じ番号の靴置きに靴を置いて中に入る。12月に祇園甲部歌舞練場の耐震補強工事が竣工するので、もう... 2022.10.02 旅の時間
読書時間 『中世社会の基層をさぐる』(2011) 勝俣鎭夫『中世社会の基層をさぐる』山川出版社、2011年桜井英治氏の解説が簡潔なので、これによるとこにしよう。「先生は「サキ」と「アト」に関する古い用例を徹底的に洗い直し、ときに古典文学の通説的語釈の誤りを正しながら、語意の逆転が生じる時期... 2022.10.01 読書時間
古都を旅する 金剛峯寺 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」芸術家の篠原勝之氏3回目は「金剛峯寺」でした。金峯山寺蔵王堂(国宝)の蔵王権現立像(国重文)の前でゲージツ家のクマさんは忿怒のポーズを決めています。プラス1は宝塔院跡です。明治に廃絶した安禅寺宝塔... 2022.09.30 古都を旅する
書籍目録 2022年09月書籍往来 長月の書籍往来の最初は、先月に続き森有正関係である。この書き下ろしも、すでに昔になった。40年前の本はもう記憶にない。谷沢永一と渡部昇一の対談本は本の読み方を教えてくれる。谷沢永一は『貞観政要』と『宋名臣言行録』を「我が国が長く重んじてきた... 2022.09.29 書籍目録
読書時間 『政治学』(2001) アリストテレス、牛田徳子訳『政治学 西洋古典叢書』京都大学学術出版会、2001年、2022年第8刷書誌情報京都大学学術出版会『西洋古典叢書』第Ⅱ期第8回配本 月報23には二人の話が載っていた。眞方忠道「自然状態」中務哲郎「古代ギリシアにおけ... 2022.09.28 読書時間
読書時間 耳輪を付けた人 入矢孝高訳注『良寛詩集』東洋文庫、2006年『良寛詩集』を偶々読んでいたら、耳輪を付けた人が出てきた。寓作国上山下是僧宅麁茶淡飯供此身終年不遇穿耳客只見空林拾葉人国上山下 是れ僧宅麁茶(そさ)淡飯 此の身に供す終年遇わず 穿耳(せんじ)の客... 2022.09.27 読書時間
読書時間 『上に立つ者の心得 『貞観政要』に学ぶ』(2008) 谷沢永一・渡部昇一『上に立つ者の心得 『貞観政要』に学ぶ』致知出版社、2008年谷沢永一と渡部昇一の対談本は、達人の読み方を味わえるところもあるが、ステレオタイプでしょうもないところもある。これは、小室直樹の晩年近い本を読んでも感じたが、デ... 2022.09.26 読書時間
読書時間 『京都の山と川ーー「山紫水明」が伝える千年の都』(2022) 鈴木康久、肉戸裕行『京都の山と川ーー「山紫水明」が伝える千年の都』中公新書、2022年ネットを見ればある程度情報が得られる。ただし、整理されていないので、バラツキが大きいため全体を俯瞰するには適していない。本書は、京都が山と川によって形作ら... 2022.09.25 読書時間
読書時間 『密教』(1991) 松長有慶『密教』岩波新書、1991年、2022年第33刷発行時より三十年が経過して研究も進んだと考えられる。しかし、密教を体系的に述べるのは難しい。ディテールの不確かさを書く際に研究の深さが問われるからである。「日本において、密教は空海以後... 2022.09.24 読書時間
古都を旅する 和北堂谷村丹後 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」芸術家の篠原勝之氏の2回目は「和北堂谷村丹後」でした。高山は茶筅の生産地で有名です。ゲージツ家のクマさんは和北(わほく)堂谷村丹後(たにむらたんご)の茶筅で抹茶を点てているそうです。プラス1は高山... 2022.09.23 古都を旅する
読書時間 『セキュリティ心理学』(2022) 内田勝也『セキュリティ心理学』学術研究出版、2022年書誌情報索引【英語】【あいうえお】、参考資料がある。ISACA東京支部の月例会(2022年8月31日)で情報セキュリティ大学院大学名誉教授の内田勝也氏が「なぜ、セキュリティ心理学か? 〜... 2022.09.22 読書時間