書籍目録

2022年11月購入図書(その3)

霜月ももう下旬になった。天気も少し不順になった。本を買うより、語学の時間を優先しているので、毎日が追われているような気がする。 (購入後記) 平山優氏の本が出ることがTwitterを見てなかったので気がつかなかった。平山優氏は書籍が出たら買...
ひととき

158「大原周遊」千宗室

2022年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「大原周遊」というタイトルでした。家元が半日の空きを利用して三千院へ行く話でした。大原の里の落葉を見に半月後に訪れたくなったといいます。 秋の紅葉は樹木が葉からタンパク...
読書時間

「義務論の淵源を尋ねて(上)」(2017)を読む

廣川洋一「義務論の淵源を尋ねて(上)」『思想』岩波書店、2017年9月号 片付けものをしていて、『思想』が出てきた。表紙を見たら、廣川洋一氏の名前に目が止まった。廣川洋一氏は2019年に亡くなられたので、公刊された最後の論考となるようだ。 ...
書籍目録

『土左日記』(1979)

2022年11月書籍往来 霜月の夜更けに昔読んだ本を読む。本を開く度にパラフィン紙が剥がれ落ちていく。 土左日記をAmazon で検索したら、手頃な本が出てこない。土佐日記で検索するとビギナー向けの本が出てくる。鈴木知太郎校注の『土左日記』...
古都を旅する

清水三年坂美術館

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」クリスティーズジャパン社長の山口桂氏の2回目は「清水三年坂美術館」でした。清水三年坂のコレクションもクリスティーズのオークションで購入したものがあるといいます。明治の工芸品は海外へ流出していたので...
読書時間

『ラテン語四週間』(1961)

村松正俊『ラテン語四週間』大学書林、1961年、1978年第24刷 このシリーズを4週間でやった人はいるのだろうか。目次を見ると日付が書いてあり、それを見ると12月28日から2月10日まである。日により2日かけた箇所もあり、日付が飛んでいる...
読書時間

『はじめてのラテン語』(1997)

大西英文『はじめてのラテン語』講談社現代新書、1997年、2021年第30刷 通勤時間に読める新書版のラテン語入門書はこれしかない。ひと月で1周してみた。全六章で6日で読む本の作りになっている。『ラテン語四週間』(大学書林、1961年)の1...
読書時間

無用者の系譜

前田速夫『老年の読書』新潮選書、2022年2刷 前田速夫氏の『老年の読書』を読んでいると、唐木順三の『無用者の系譜』(筑摩叢書、1964年)が出てきた。それでもって芭蕉の話になる。どうも、唐木順三が読みたくなる季節がきたようだ。 「無用者の...
読書時間

年寄の冷水

前田速夫『老年の読書』新潮選書、2022年2刷 前田速夫氏の『老年の読書』でテオプラストス『人さまざま』(森進一訳、岩波文庫、1982年)から「年寄の冷水」を抜書きしてみた。 「年寄の冷水とは、年甲斐もなく、教養ごとに憂き身をやつすことであ...
断片記憶

snotgreenってなんだ

KindleでThe Complete Woks of Jacques Lacanのサンプルを読もうと思ったら、あれれ、なぜかUlyssesが出てくるだけ? そこで、snotgreenを検索したら、県立広島大学の高橋渡氏のサイトのページが出...