書籍目録

2018年05月書籍往来

2018年05月書籍往来 G.M.ワインバーグ、木村泉訳『システムづくりの人間学』共立出版、1986年、1990年第10刷 ひところワインバーグの本をよく読んだ。システムに関わる仕事をしているとぶつかる名前である。今はどうだか知らない。事務...
東都手帖

東都手帖2018年06月【編集中】

2018年6月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 6月は梅雨を楽しむことにしたい。雨を厭うていたら何処へも行けない。 旧朝香宮邸物語 東京都庭園美術館 2018年3月21日(水)〜6月12日(火)鹿島茂コレクション フランス絵本の世界も同時...
四都手帖

四都手帖2018年06月【編集中】

2018年6月の私的な愉しみと記憶 また、梅雨の季節がやってくる。6月といえば水無月が食べたくなる。茶席ででた和菓子がどこのものかは詮索好きにはたまらないテーマである。 西山の善峯寺へ行く途中に在原業平所縁の十輪寺がある。夏安居の時期に三弦...
読書時間

『平田篤胤の世界』(2009)

子安宣邦『平田篤胤の世界』ぺりかん社、2001年、2009年新装版 本書は子安宣邦先生が『日本の名著24 平田篤胤』(1972年)の解説で「平田篤胤の世界』を書いたのが元になっている。平田篤胤を書くことで本居宣長を読み直して書いたのが第Ⅰ部...
古都を旅する

大安寺

週刊新潮の「とっておき私の奈良」評論家の宮崎哲弥氏の3回目は「大安寺」でした。大安寺は南都七大寺の一つでしたが、現在の敷地は往時の25分の1だそうです。癌封じの笹酒で有名ですが、わたしは秘仏馬頭観音菩薩立像特別開扉で訪れたことがあります。 ...
読書時間

『パリの居酒屋(びすとろ)』(1971)

辻静雄『バリの居酒屋(びすとろ)』柴田書院、1971年 辻静雄がパリのレストランガイドに載っているメニューを取りあげて、日本人が知っているフランス料理は氷山の一角のような気がしてくると書いています。 そして、ビストロについて、辞書的な定義を...
視聴時間

『芝祐靖の音楽 雅楽組曲 「呼韓邪單于ー王昭君悲話ー」』(2011)

伶楽舎『芝祐靖の音楽 雅楽組曲 「呼韓邪單于ー王昭君悲話ー」』日本伝統文化振興財団、2011年、CD57分45秒 呼韓邪單于(こかんやぜんう)と読めるのは王昭君の話を知ってるからである。しかし、「王昭君」はすでに雅楽曲にあるので、芝祐靖氏が...
視聴時間

『天平琵琶譜「番暇崇」(1999)

循環するシルクロード実行委員会編、伶楽舎『天平琵琶譜「番暇崇」』コジマ録音、1999年、CD24分45秒 番暇崇(ばんかそう)の弾き比べだった。短い。安いだけのことはある。 天平琵琶譜は芝葛盛が昭和10年(1935年)頃に正倉院文書のなかか...
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『陰陽之占楽』(2002)

高橋圭也監修、怜楽舎『陰陽之占楽 安倍晴明式占術と雅楽』コロンビアミュージックエンタテインメント、2002年、73分43秒 岩崎陽子氏のイラストがジャケットになっている。なんか懐かしい。音楽監督は芝祐靖氏である。演奏は勿論、怜楽舎である。 ...
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『芝祐靖の音楽 復元正倉院楽器のための敦煌琵琶譜による音楽』(2011)

伶楽舎『芝祐靖の音楽 復元正倉院楽器のための敦煌琵琶譜による音楽』日本伝統文化振興財団、2011年、CD65分49秒 取り敢えず封を切って聴いてみるしかない。解説を漫画家の岡野玲子氏が書いていた。20世紀の初頭に敦煌莫高窟から発見された唐時...