


『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』(2014)
ジョシュア・フィールズ・ミルバーン、ライアン・ニコデマス、吉田俊太郎訳『minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ』フィルムアート社、2014年途中まで読んで少し忘れていた。やましたひでこ氏が商標登録した「断捨離」とは違う思...

『祇園』(1913)と『祇園小唄』(1953)
LE PETIT PARISIENの石川さんのところでコーヒー飲んでいたとき、装丁の話で夢二の装丁が長田幹彦の祇園関係の本にあるということだった。研究所に戻って、本を探してみたら、長田幹彦『祇園』(濱口書店、1913年再版)がでてきた。一枚...

犬塚勉絵画展の案内
犬塚陽子さんから犬塚勉絵画展の案内をいただく。都心の桜が終わったら、春の日野春を桜と残雪の甲斐駒ヶ岳の眺望を楽しみながら1時間ばかり歩いて、旧日野春小学校の2階で「犬塚勉のまなざし」を観るのもいいものだ。犬塚勉絵画展2015/04/16(木...

フリーペーパー 鶴と亀
LE PETIT PARISIENの石川さんに教えてもらったのだが、長野県飯山市のフリーペーパー『鶴と亀』は何もないけとジイさんバアさんの笑顔がなんとも素敵だ。昔のピッカリコニカの婆さんで知られた故増山たづ子さんの写真を思い出した。増山たづ...

しのそのへ vol.5 京都府
『しのそのへ vol.5 京都府』を甘夏書店で買う。『しのそのへ』は市営施設探訪マガジン《市の園へ》ということだった。立松カナコさんといなばちえみさんの二人で作っている。京都府の市営施設の探訪は以下の4箇所である。京都市動物園(京都市)日本...

二上山
週刊新潮の「とっておき私の奈良」山折哲雄氏の4回目は「二上山(にじょうざん)」だった。写真は田圃に座る山折氏の背景に近鉄大阪線の列車と二上山が見える。夕焼けの二上山が残したい光景という話がでたついでに、山折氏が塾頭を務めている『夕焼け京都塾...

翁と筑紫舞・傀儡舞
月刊京都の2015年04月号の「霊性の京都」は先月号の三島由紀夫がいう日本には「伝承というものにメトデーが介在しない」を少し敷衍した上で、今一度提起されていた。今月号では傀儡舞が取り上げられた。能の「高砂」でワキが「抑々これは九州肥後の国、...

鎮魂舞台に3.11を追体験する
昼は雪がちらついた日の夕方、寒い中、観てしまった。北野天満宮の駐車場にやなぎみわさんが台湾で作らせた移動舞台車を運び入れたのである。台湾では珍しくないが、日本初であろう。17時からの鎮魂舞台いつものように鎌田東二先生の法螺と石笛の吹奏により...

長谷寺
週刊新潮の「とっておき私の奈良」山折哲雄氏の3回目は「長谷寺」だった。山折氏は登廊を此岸と彼岸を渡す「橋」と見立てた。観音浄土へ西国三十三所参りで訪れて本尊の十一面観音像の御足に触れたことを私も思い出した。和紙を介してだった。脇侍の記憶はな...

享保雛ふたたび
今年も、東吾妻町の片貝家の享保雛を見てきた。七福神がなんともめでたい気がする。きびの菱餅を焼いて食べた去年が懐かしくなった。

2015年02月購入図書
2015年02月購入図書【歴史】有馬哲夫『昭和史を動かしたアメリカ情報機関』平凡社新書、2009年市大樹『飛鳥の木簡ー古代史の新たな解明』中公新書、2012年、2015年第4版上田正昭『「古代学」とは何か』藤原書店、2015年江藤淳『閉され...

2015年02月購入古書
2015年02月購入古書【思想】多田道太郎責任編集『日本の名著46 大杉栄』中央公論社、1969年穂積重遠『新訳孟子』1980年【歴史】江藤淳編『占領史録1 降伏文書調印経緯』講談社学術文庫、1989年江藤淳編『占領史録2 停戦と外交権停止...

『明暦の大火』(1977)
黒木喬『明暦の大火』講談社現代新書、1977年石出帯刀吉深の『所歴日記』(駒敏郎, 森谷尅久, 村井康彦『史料 京都見聞記 第一巻 紀行Ⅰ』宝藏館、1991年収録)を読んでいて、解説に明暦の大火で活躍とあったので、調べたいと思っていた。その...

太子道
週刊新潮の「とっておき私の奈良」山折哲雄氏の2回目は「太子道」だった。太子道(たいしみち)は法隆寺から明日香村まで全長20キロある。山の辺の道と違い整備されているとは言い難い。プラス1は「安墸町歴史民俗資料館」だった。太子道から少し外れるが...