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『養老孟司の人間科学講義』(2008)

養老孟司『養老孟司の人間科学講義』ちくま学芸文庫、2008年 書誌情報 解説が内田樹氏である。 あとがきを読むと、雑誌「ちくま」に一年間連載したものが元になっている。 「連載のときと、本にまとめるときでは、考えがかなり違ってしまった。だから...
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『現代のアレオパゴス』(1972)

森有正、古屋安雄、加藤常昭『鼎談 現代のアレオパゴス 森有正とキリスト教』日本基督教団出版局、1973年、1976年3版 書誌情報 本書は1972年秋、森有正氏(パリ大学教授、国際基督教大学客員教授 当時)が古屋安雄氏(国際基督教大学教授 ...
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『パーミッション・マーケティング』(2011)

セス・ゴーディン、谷川漣訳『パーミッション・マーケティング』海と月社、2011年 書誌情報 PERMISSION MARKETING by Seth Godin 1999を翻訳したのはブランディング・コンサルティングの阪本啓一氏だった。この...
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『歴史とは何か』(2022)

E.H.カー、近藤和彦訳『歴史とは何か』岩波書店、2022年 書誌情報 E.H.カーの『歴史とは何か』は清水幾太郎訳で岩波新書として1962年に刊行された。私の手元の本の情報は2018年第88刷とある。ロングセラーである。近藤和彦氏は第2版...
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『さまよえる歌集 赤人の世界』(1974)その2

梅原猛『さまよえる歌集 赤人の世界』集英社、1974年 万葉仮名版の赤人集が気に入って暫く遊んでから、梅原猛の本に戻った。山部赤人の50首のうち44首が取り上げられていた。 梅原猛は柿本人麻呂を『水底の歌』(1973)で論じた。万葉集につい...
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『万葉集の考古学』(1984)その2

森浩一編『万葉集の考古学』筑摩書房、1984年 森浩一氏が他に「菟原処女の墓と敏馬の浦」を書いていた。高橋連虫麻呂の「菟原処女(うないをとめ)の墓を見る歌」(『萬葉集』1809)は、先の『万葉集に歴史を読む』(2011年)の第六章 天平八年...
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『万葉集の考古学』(1984)

森浩一編『万葉集の考古学』筑摩書房、1984年 森浩一氏の「磐代と有間皇子」を読むために取り寄せたのであるが、「気多大社と寺家遺跡」を上田正昭氏が書いていたので、ラッキーでもあった。 「有間皇子は、孝徳天皇のたった一人の皇子で、皇位継承の有...
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『万葉集に歴史を読む』(2011)

森浩一『万葉集に歴史を読む』ちくま学芸文庫、2011年、2018年第4刷 書誌情報 書き下ろしである。 先斗町の居酒屋でお見かけしてからもう何年も経った。2013年に亡くなられているので、最後の頃の本だと思ってwikiを見たら載っていない。...
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『さまよえる歌集 赤人の世界』(1974)

梅原猛『さまよえる歌集 赤人の世界』集英社、1974年 高校の修学旅行の前に梅原猛の『隠された十字架 法隆寺論』(新潮社、1972年)を物理の先生に紹介されたのだが、奥つけを見ると1975年24刷とあり、大学時代に買った本だと分かる。記憶は...
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『『クオーレ』の時代』(1998)

藤澤房俊『『クオーレ』の時代―近代イタリアの子供と国家』ちくま学芸文庫、1998年 はじめに、終わりに、そして、解説(牧原憲夫)を読む。イタリア国民国家の形成をデ・アミーチスの『クオーレ』に読み取る。日本とイタリアは後発資本主義国として対比...