断片記憶

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「複写時代の仕事 鼎談」(1972)

寺山修司(司会)、横尾忠則、高松次郎「複写時代の仕事 鼎談」『季刊フィルムNO.12』フィルムアート社、1972年7月 Le Petit Parisienで誰かから借りた雑誌をオーナーさんが見せてくれた。特集がメディアの共有と複写の思想で、...
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本を片付けながら

気がつけば、本を読んでいる。それだけではない。開いた本に紹介されていて気になる本があれば、もう注文している。 週刊新潮は、JR東海のコマーシャルを読むだけのために買っている。dマガジンでは載せていないので紙のものを買うしかない。これが溜まっ...
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戦後における「江湖中国観」の欠如

昭和思想史研究会で子安宣邦先生から、『日本人は中国をどう語ってきたか』(青土社、2012)の中国語版の批評を日本語訳したものを読ませてもらった。 郭穎(廈門大学外文学院 准教授)「戦後における「江湖中国観」の欠如ーー目下日本に冷遇された方法...
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何を読むか

「何を読むか」は「どう生きるか」ということの決して小さなポーションではないだろう。読書以外にこれといって楽しみのない私という存在を考えるときにいつも付き纏う問題だ。登山をしていた時期は山の本しか読まなかった。山に行けなくなってからは歴史小説...
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雑煮を作ってみる

雑煮を作ってみた。金時人参はあるが丸餅と白味噌がないので、東京風の切り餅に小松菜、椎茸で醤油ベースのものになった。ちょっとつゆが濃いめだった。明日は、柚子の皮を添えて香りを出したい。
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正月の楽しみ

ごまめと煮しめに豆があれば正月を十分楽しめる。
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謹賀新年

明けましておめでとうございます。 四季歌意図巻 鈴木其一(東洋アルミニウム株式会社製) 左から春は在原業平「世の中に絶えて桜のなかりせは 春の心はのとけからまし」、夏は柿本人麻呂「ほのぼのと明石の浦の朝霧に 嶋かくれゆく舟をしそおもふ」、秋...
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ゆく年、2021年を思う

また、ゆく年を思う暮れになった。 今年は、新年早々に後輩を見送った。自分も晩秋になって体調を崩して迷惑をかけてしまった。健康のありがたみを感じると伴に制約ができて楽しみが減ってしまった。新型コロナはまだまだどうなるか先が見えない。身体が弱っ...
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供え餅

来年は寅年である。よって、鏡餅を飾ることにしよう。
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『老いて賢くなる脳』(2006)

エルコノン・ゴールドバーグ、藤井瑠美訳『老いて賢くなる脳』日本放送出版協会、2006年 怪しいタイトルである。原題はThe Wisdom Paradoxである。認知神経科学者の一般向けの本であり、Wisdomがテーマである。知恵と訳している...