読書展望

Goinkyodo通信 断片記憶

私の読書は趣味だから、興味に任せて読んでいる。今は他にこれといった趣味を自覚していない。だから、この2か月購入図書のコーナーで月末になると次は何を読もうか考えてきた。

どうせ処分しなければならない本には悪いが、仕事をやめれば、仕事関係の本には用がなくなる。会計、情報システム、経営の本はその順番になくても良い。山、将棋、チェスも本当はもう要らない。けれども、ある時期に熱中したものを捨てるのに忍びないので、仕事をしている限り持っている。大した本は持っていないが古い本でよければ欲しがる人がいれば譲ってあげたい。

図録を除けば、歴史と思想に文学と京都本が残る。語学の本も少し残る。四都に関係する歴史と思想だけ残して他の歴史や、思想は仕舞うのもいいかもしれない。外部倉庫に出して、見える化をはかることで自らの興味を可視化するのもいいかもしれない。少し段ボール箱を片付ければ、本棚の入換もできる。

仕事以外にテーマを決めて読むことをしてみても良いと思う。もっとも、日本の歴史を古代から読んできたのもテーマといえばテーマである。江戸時代をまず読むことが先で、明治、大正、昭和に平成が待っている。

日本に影響を与えた国の歴史を考えれば、オランダをテーマにしてもよいだろう。蘭学、東インド会社と広がりは尽きない。兵学もオランダに関係する。勝海舟まで含めれば、オランダの影響は計り知れない。

そういう意味では京都に行くたびに京都関係の本を買っていたので、京都の歴史を掘り下げていたのかもしれない。自覚的にテーマを持って調べごとをしたわけではない。受動的な読書でしかなかった。

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