Goinkyodo

読書時間

『『教行信証』を読む』(2010)を読み直し始める(その5)

山折哲雄『『教行信証』を読む 親鸞の世界へ』岩波文庫、2010年第五章 未解決の課題 ー「証」から「真仏土」へー「親鸞は『教行信証』の冒頭、すなわちその「教」巻の書きだしのところで、浄土真宗の教えでは、往相と還相の二種の廻向を説くことが基本...
読書時間

『『教行信証』を読む』(2010)を読み直し始める(その4)

山折哲雄『『教行信証』を読む 親鸞の世界へ』岩波文庫、2010年街の本屋も潰れたけれども、図書館も本の洪水に襲われて、本を留めて置けなくなっている。目的の本は置いていないかったので、そのうち体力をみて段ボール箱をあさることにしょう。ここで親...
四都手帖

四都手帖2025年09月【編集中】

2025年9月の私的な愉しみと記憶9月は長月といった。以前は萩まつりなどを見たものだが、萩の花の時期が遅れている感じがする。早咲きの萩と遅咲きの萩があることは承知しているが、見事な萩に出会うことはなくなってしまった。【古都】草間彌生 版画の...
東都手帖

東都手帖2025年09月【編集中】

2025年9月東都散歩のための私的な愉しみと記憶9月は長月なり。暦の上ではすでに秋ですが、まだ夏の暑さが残っています。特別展「江戸⭐︎大奥」東京国立博物館 2025年7月19日(土)~ 2025年9月21日(日)ルノワール×セザンヌ モダン...
書籍目録

『TOEIC L&Rテスト990点攻略 単語・フレーズ』(2025)

葉月の購入図書初め。台風9号が去って、暑さが戻ってきました。本屋に行くのは大変なのでAmazonでポチしてしまいました。一体どのくらい単語帳を買うのか呆れてしまいます。(購入後記)YouTuberのハルさんが、自身のTOEICコースに加えた...
読書時間

『『教行信証』を読む』(2010)を読み直し始める(その3)

ら山折哲雄『『教行信証』を読む 親鸞の世界へ』岩波文庫、2010年第3章 難問に苦悩する親鸞 ー「信」Ⅰーここに至ってテキスト批判が行われる。親鸞真蹟本の発見が述べられる。「坂東本」は「親鸞自身の手に成る草稿本とされるようになった」(p.9...
断片記憶

円仁の『入唐求法巡礼行記』はナイトキャップとなる。

円仁、足立喜六訳注、塩入良道補注『入唐求法巡礼行記1』(東洋文庫、1970)円仁の『入唐求法巡礼行記1』が花火の後の段ボールの入れ替えで出てきた。上の箱が下になったり、下の箱が上になったりして、よくわからない状態になっているが、取り敢えず見...
読書時間

『『教行信証』を読む』(2010)を読み直し始める(その2)

山折哲雄『『教行信証』を読む 親鸞の世界へ』岩波文庫、2010年第2章 依拠すべき原点と念仏ーー「教」から「行」へーー山折哲雄氏は『教行信証』という作品と言っている(p.v、vii、viii、2、9、32、36、40、43、44、46、52...
断片記憶

明日のために

猛暑の続く日々で少し電池切れになったようだ。やりたいことはいっぱいあるが、身体が資本だから無理はできない。修行僧のように掃除と食事つくりと瞑想に時間を充てようと思う。
読書時間

『『教行信証』を読む』(2010)を読み直し始める

山折哲雄『『教行信証』を読む 親鸞の世界へ』岩波文庫、2010年驚くということ『教行信証』の二つの主題と一つの目的を山折哲雄氏は提示するが、それは後に回すことにする。まず、『教行信証』の時代背景が語られる。「すでに師の法然は念仏のみを選択す...
読書時間

『百代の過客』(2011)を読む

ドナルド・キーン、金関寿夫訳『百代の過客 日記にみる日本人』講談社学術文庫、2011年「終わりに」で、ドナルド・キーンは「私は『百代の過客』の中で、838年の円仁に始まり、1854年の川路聖謨(かわじとしあきら)の日記に終わる、ちょうど千年...
断片記憶

日常を取り戻す

花火の後は、ものがというか本が見当たらなくなる。時間に追われて無造作に箱の隙間に押し込んだ読み掛けの本は箱がランダムに積み重なってどこに行ったのかわからなくなる。箱は一年で2箱買ったのだが、本はそれ以上に増えてしまった。同時に床にものを置か...
断片記憶

隅田川花火大会鑑賞会2025

天気も良く、皆さんのおかげで隅田川花火大会も良く飲んで楽しめました。あとはロスト感覚を味わう日々が続きます。
書籍目録

『英文解体新書3』(2025)

文月の購入図書も最後になった。花火の前の日なのでバックから出さないでおく。箱に入れると見つからなくなる恐れがある。(購入後記)北村一真氏の『英文解体新書』シリーズも3冊目となった。無鑑査で購入。実践ではなくて実戦は、確認テストとして作られた...
読書時間

『日本群島文明史』(2025)その2

小倉紀蔵『日本群島文明史』ちくま新書、2025年前回は註から読むという技をつかってみた。夏バテなので、省エネ読書をしたわけだが、知らない本も多く、手元にある本も再読したくなった。最近読んだ本のMind Mapは作ってきたが、自分の知の体系は...