Goinkyodo

書籍目録

2024年10月購入図書(その9)

神無月の下旬は、飲んでばかりで、課題が進まないところにエッセイまで読み始めた。先延ばしても仕方がないのであるが、弱い人間のすることは変わらない。(購入後記)英語本を読んでいたが、表現がカジュアル過ぎるので、翻訳本を読むことにした。文章修行の...
書籍目録

2024年10月購入図書(その8)

神無月と言っているうちに、はや下旬を迎えた。(購入後記)翻訳語については西周が出て来ざるを得ない。山本貴光『「百学連環」を読む』(三省堂、2016年)も読みたくなったが、もう発行からだいぶ経っていて驚く。YouTubeのAkitsugu D...
ひととき

181「南座」千宗室

2024年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「南座」というタイトルでした。家元が顔見世のことを話題にしてました。年末年始の筋書きの「吉田屋」などの微笑むような芝居を混ぜて欲しいと云います。私も新型コロナ以降南座の...
書籍目録

2024年10月購入図書(その7)

神無月は酒ばかり飲んで時間が経って行った。沈黙と向き合っていこうと思う。(購入後記)何気なく寄った本屋で見つけた。『現代思想としてのギリシア哲学』(ちくま学芸文庫、2005年)を読んでいたので、本棚から抜いてそのままレジへ持って行った。【思...
書籍目録

2024年10月購入図書(その6)

神無月も後半になって難しいものを読んでいて疲れたので軽い読み物を探してみた。(購入後記)昼に紀伊國屋書店で棚を眺めていて、平積だったので手に取った。Kantよりは読みやすいだろうと思った。【エッセイ】Stephen King. On Wri...
古都を旅する

ショコラトリー ヒサシ

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」元アーティスティックスイミング日本代表の青木愛氏の第4回目は「ショコラトリー ヒサシ」でした。三条通はこの間歩いたばかりだけれど、あまり記憶に残っていません。チョコレートには用がないからなのかなあ...
書籍目録

2024年10月購入図書(その5)

神無月の頃という出だしで書いたら兼好法師になってしまう。それにしても今年の金木犀はやっと夜の闇に香りを漂よわせはじめた。10日は遅れているのかもしれない。(購入後記)この時期あたりの本は記録がないので記憶に頼って購入することになる。井筒俊彦...
断片記憶

秋の日の

電車に乗り日差しを背中に受けていると、眠気に誘われる。そんな季節は足早に過ぎ去って、ひんやりしたものを感じれば、もう冬は間近ということになる。コスモスの花が咲いている季節はそう長くはない。秋の昼は読書に相応しくないのだろう。
書籍目録

2024年10月購入図書(その4)

季節は神無月で朝晩は気温が下がるようになった。(購入)ドイツ語の文法問題の演習に適しているというYouTubeの動画に唆されてポチる。B1レベルなので私の場合、語彙の力が不足しているのは確かだ。ドイツ語で書かれたテキストは20年振りくらいに...
散歩時間

歌とピアノと日本酒

押上文庫で陶芸家の末広学さんとミュージシャンの窪田裕子さんを迎えての懇親会の夕べがあった。調律後のスタインウェイの響きと窪田さんの歌声を楽しみながら、末広さんのぐい呑で奈良の風の森を飲み、古美術の話がガンダーラまで及んで夜が更けていくのだっ...
四都手帖

四都手帖2024年11月【編集中】

2024年11月の私的な愉しみと記憶11月は霜月です。お火焚きの季節ですね。【古都】祇園をどり 祇園会館 2024年11月1日(金)〜10日(日)寿会 上七軒歌舞練場 2024年11月13日(水)〜18日(月)生誕140年記念 石崎光瑶 京...
東都手帖

東都手帖2024年11月【編集中】

2024年11月東都散歩のための私的な愉しみと記憶11月は霜月なり。暦の上は秋ですが、後半はもう、冬になっているかもしれません。Le Petit Parisienのオーナーの叔母様の所属する創元会の展示案内をいただいたので備忘として載せてお...
古都を旅する

鈴虫寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」元アーティスティックスイミング日本代表の青木愛氏の第3回目は「鈴虫寺」でした。洛西の妙徳山華厳寺の通称が鈴虫寺です。青木愛氏は幸福地蔵のカード型幸福御守を持ち歩いているとのことでした。プラス1は地...
書籍目録

2024年10月購入図書(その3)

神無月の天気が予想に反して晴れとなった。京都の花屋の花政のご主人が個展を開いたことが京都新聞の朝刊に出ていたので、会場のKōjin Kyotoで買い求めた。(購入後記)京都本はよく買っていたと思う。『亀山伊織の仕事』(2011年)の部類に入...
読書時間

『歴史学はこう考える』(2024)その2

松沢裕作『歴史学はこう考える』ちくま新書、2024年第2章は自身の研究なので、細かいニアンスが伝わってきた。これからは他者の論文を読み取る話になる。第3章では中央政府の政治家たちの行動に注目するタイプの研究(政治史の一つ)として高橋秀直「征...