Goinkyodo

断片記憶

RIP Makoto Wada

和田誠さんが2019年10月7日に亡くなられた。もう、あのイラストが見れないのは寂しい。ご冥福をお祈りします。
読書時間

『壬申の乱』(2007)

倉本一宏『壬申の乱 戦争の日本史2』吉川弘文館、2007年上田正昭著『藤原不比等』を読んでいると不比等と鸕野皇后の関係を考える前に『壬申の乱』は読まざるを得ないと思った。鵜野皇女(持統天皇)の果たした役割が気になったからである。壬申の乱の経...
断片記憶

東西のノリ

蔵書票を貼る糊は紙と紙を貼り付けるのに使われてきた糊を使います。小学校でよく使ったチューブやボトルに入った糊も、仕事場ではスティックタイプの糊になっていて、見かけなくなってしまいました。東日本はヤマト株式会社のヤマト糊、西日本は不易糊工業株...
旅の時間

不明門通ふたたび

西川照子著『京都異界紀行』(講談社現代新書、2019年)で、西川照子氏が因幡堂(平等寺)の荼枳尼天(だきにてん)について書いていました。荼枳尼天といえばお稲荷さんです。因幡薬師は稲荷信仰と関係があると書いています。どうにも気になるので行って...
読書時間

『京都異界紀行』(2019)

西川照子『京都異界紀行』講談社現代新書、2019年もう、京都本は買わないと書いてから、どれだけ買ったことだろう。今度も、本屋に平積みしてあったので、買ってしまった。西川照子氏の文章を読むのは久しぶりだ。『幻の、京都』(光村推古院、2014年...
旅の時間

温習會2019を観る

京都府立文化芸術会館で開催された温習會を観る。去年の春秋座よりは交通の便がよいと思ったが、会場が狭かった。群舞には不向きだし、席も大柄な私には小さい。背後の席の舞妓さんは私の頭で見づらかったに違いない。清元 四季三葉草上方唄 姫三社雪月花小...
旅の時間

美しく姿勢を保つということ

立ったまま動かないでいることはけっこう疲れることだ。90分の講演を講師は立ったままするのであるが、講演台に手で触れているからいくらか反作用が働き身体が楽になる。録画されているときは余り動けないのであるが、自分のペースで動いているので姿勢を保...
旅の時間

フィンランド陶芸展

特別展 「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピアーコレクション・カッコネン」東洋陶磁美術館 2019年7月13日(土)〜10月14(月)特別展「マリメッコ・スピリッツ フィンランド・ミーツ・ジャパン」を見る。ホームページに割引券があります...
断片記憶

写本ということ

本が貴重だった時代、写本や版本を筆で書き写しながら読むことが最高の読み方と考えられていた。隆慶一郎が『一夢庵風流記』(読売新聞社、1989年)の中で直江兼続をそういう本の読み方をした人物として描いていた。今でもそういう人がいて、右手を遣うと...
断片記憶

RIP SACHIO YOSHIOKA

染色家の吉岡幸雄さんが2019年9月30日に亡くなられた。細見美術館で買った草木染めの名刺入れをずっと使っていました。ご冥福をお祈りいたします。
断片記憶

RIP HISASHI FUJIKI

歴史家の藤木久志さんが2019年9月28日に亡くなられた。他の本は箱の中だけれども、本棚に挿してあった『豊臣平和令と戦国社会』(東京大学出版会、1985年、2005年第5刷)を見るたびにカバーに使われた豊国祭礼図屏風の民衆の異様な興奮の高ま...
断片記憶

曼珠沙華

そういえば、今年の曼珠沙華は咲くのが遅かった。
書籍目録

2019年9月購入図書

2019年9月購入図書九月は長月である。暦の上では秋の始まりだ。確かに草叢には虫の音が聞こえる。旅行へ行ったり、台風で通勤がままならなかったり、精神を落ち着かせることはできなかった。(購入後記)織田信忠は活動時期が短いため信長の陰に隠れて殆...
書籍目録

2019年9月購入古書

2019年9月購入古書長月も暑い日が多かったが、台風や何やらで雨や曇りの日もあって残暑が厳しかった印象はない。では、読書日和だったかというとそうでもない。精神が弱っているので続かない。(購入後記)3年ぶりに訪れたあうん堂本舗で奥様のシフォン...
書籍目録

2019年9月書籍往来

2019年9月書籍往来7月から8月にかけて、本箱から取り出した本を読むことが多かった。そのせいで8月に買った本もまだ読み切れていない。そのためか長月は書籍往来が少ないかもしれない。新刊、古書、既にあった本の中から読む本のバランスをとることを...
読書時間

『部分と全体』(1974)その2

W. ハイゼンベルク、湯川秀樹序・山崎和夫訳『部分と全体 私の生涯の偉大な出会いと対話』みすず書房、1974年、2002年新装版第4刷第2章 物理学研究への決定(1920年)ハイゼンベルクはミュンヘン大学で数学を勉強することに決めて、数学の...
読書時間

『部分と全体 私の生涯の偉大な出会いと対話』(1974)

W. ハイゼンベルク、湯川秀樹序・山崎和夫訳『部分と全体 私の生涯の偉大な出会いと対話』みすず書房、1974年、2002年新装版第4刷何かの縁で買ってから玄関にずっと置いてあったのを手に取る。もっと早く手に取るべきだったか。まるでプラトンの...
ひととき

不明門通の呼び方

キョウト百景 第33景 因幡堂 開かれた門佐々木和歌子氏の『ひととき』2019年10月号の連載のキョウト百景で、「烏丸通の一本東にある「不明門通」は「あけずどおり」と呼び、「門」の存在を無視する読み方は難読地名と言っていいだろう。」とあった...
ひととき

奈良その奥から 12「不浄の掟」

岡本彰夫 『ひととき』2019年10月号元春日大社権宮司の岡本彰夫氏が「不浄の掟」について『ひととき』2019年10月号に書いていました。奥駆け道における排泄行為をどうするかという話でした。これは登山中の排泄行為の問題として一般化できると思...
ひととき

古書もの語り 32 『昔日の客』

ひととき2019年10月号の内堀弘氏の「古書もの語り」32は『昔日の客』でした。山王書房の店主だった関口良雄氏の『昔日の客』(三茶書房、1978年)を夏葉社が復刊したものを読んだことがありました。味わい深いエッセイだったと思います。京都の北...