割烹の女将とメッセージのやり取りをしていたら、「京都・南山城の仏像」がよかったという話題になって、早速ネットで前売券を買いました。奈良国立博物館の特別展「京都・南山城の仏像」は観に行けなかったので、東京国立博物館本館特別5室の一室展示を観ることにしました。奈良国立博物館とは違って展示内容が限られているのは残念ですが、2014年の京都国立博物館の特別展「南山城の古寺巡礼」を既に観ていますので、それ程には悔しがることはしません。
今回は浄瑠璃寺の九体阿弥陀仏の修理完成記念の特別展でした。九体阿弥陀仏の一体(定印)が東京にこられただけでもありがたいことです。浄瑠璃寺は何度も足を運びました。やはり浄瑠璃寺で九体仏にはお目にかかりたい。
禅定寺の十一面観音立像は3メートルもあり素晴らしいお姿でした。
海住山寺の十一面観音立像は45センチと小さな仏様ですが気品が何ともよいものでした。
寿宝寺の千手観音立像や降三世明王立像と金剛夜叉明王立像を見比べてながら南山城を巡った日々を思い出そうとしたのでした。
浄瑠璃寺の薬師如来坐像は三重塔に安置されているので、特別公開の時に見ましたが、今回は展示期間が2023年10月11日(水)〜10月26日(木)なので、代わりに地蔵菩薩立像に会うことができました。
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